第13期アーリーバードメンバーである李家隆さん(情報理工・情報通信専攻/鷲崎研究室)の論文「Generative AI for Self-Adaptive Systems: State of the Art and Research Roadmap」が、ACM Transactions on Autonomous and Adaptive Systems(TAAS)誌の 2024 年 Featured Article に選ばれました。
Featured Article とは、特に優れた論文として編集委員会が毎年選定し、読者にとって注目すべき論文として位置づけられています。
Generative AI for Self-Adaptive Systems: State of the Art and Research Roadmap
– Jialong Li, Mingyue Zhang, Nianyu Li, Danny Weyns, Zhi Jin, Kenji Tei
– ACM Transactions on Autonomous and Adaptive Systems,Vol 19, Issue 3, Art. 13, pp. 1-60, 2024.9
李家隆さんより受賞のコメントをいただきました:
「本論文では、トップ国際会議や著名論文誌に掲載された4,473本の研究から219本を選定し、自律型システムで活用される生成AI技術に関して、最新の研究動向を体系的に整理したうえで、今後の研究課題と方向性について提言を行いました。生成AIという大きな技術潮流の中で、本論文が少しでも分野の将来にヒントを与えることができればという思いで執筆に取り組みましたが、このように評価いただけたことを大変光栄に思います。また、この一年間、アーリーバードプログラムを通じて、他の採択者の皆さまとの交流や多様な分野との連携を経験し、研究面にとどまらず多くの刺激を受けることができました。今後は、そこで得た経験を活かし、より一層研究に励んでまいります。」
李さん、おめでとうございます!
そして今後の活動にも期待しております。