Waseda Research Institute for Science and Engineering早稲田大学 理工学術院総合研究所

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【開催報告】2023年12月12日「第23回 1ビット研究会」について

第23回1ビット研究会を開催した。第一部 特別講演、第二部 テーマ発表の2部構成とし、テーマ発表では1回の休憩をはさんで4件の講演発表があった。

第一部 特別講演では、国本利文 (フリーランス講師、奈良女子大学客員教授)による「電子オルガンとミュージックシンセサイザーの発展について ~ヤマハの電子楽器製品・技術を中心に〜」と題し講演が行われた。ヤマハが1959 年に電子オルガン市場に参入した「エレクトーン」D1、主にロバート・モーグ氏の功績により実用化されたミュージックシンセサイザーの紹介から始まり、その後FM音源技術などを中心に用いられた技術の紹介がなされた。その時期折々のヒット曲などを交えながら、エレクトーンやシンセサイザーのハード面での発展の歴史を解説した。

第二部 テーマ発表では、まず、武岡成人(静岡理工科大学)により「多入力型ΔΣ変調法を用いた1bit多チャンネル駆動法」、その後、近藤淳一、乙訓克之 (フォスター電機株式会社)により「音楽再生におけるスピーカに求められる役割の変遷」が発表された。ここで休憩を挟み、発表者の方々による視聴デモ、参加者の情報交換の時間とした。休憩後は、山﨑芳男 (早稲田大学 名誉教授)により「GaN FETによる高速1bit直接駆動パラメトリックスピーカ」に関する発表、最後に、大石耕史 (株式会社コルグ)により「高音質インターネット動画配信システム「Live Extreme」の進化」と題して発表がなされた。閉会挨拶後にフリータイムを設けたところ、参加者の情報交換が盛んに行われていた。

約100名の参加者があり、非常に活発な質問、幅広い内容が議論された研究会であった。

Dates
  • 1212

    TUE
    2023

Tags
Posted

Mon, 22 Jan 2024

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