日米の工学分野の有望な若手/中堅研究者が一堂に会し、2泊3日の集中的なシンポジウムを開催した。国際的かつ学際的な研究協力と、異分野の工学分野(材料科学・ロボット・環境学・感染症の情報科学)における新しい技術やアプローチの移転を促進し、世界トップクラスのエンジニアによる太平洋を越えたネットワークの構築が行われた。
参加者はポスター発表を行い、そのうち16名が口頭発表を行った。発表25分質疑応答20分、どの演題も質疑が途切れることなく続き、活発な意見交換が行われた。また、慶応義塾大学伊藤総長のイブニングトーク・お台場「人口知能研究センター」「日本化学未来館」へのツアーなども行った。
2年後にアメリカで行われる次回へと繋がる満足度の高いシンポジウムとなった。
〇運営委員長:
日本側:所千晴 早稲田大学・東京大学教授(EAJ会員)
米国側:Prof. Christopher A. Schuh MIT(NAE会員)
〇4つのトピックス及び日本側運営委員は以下の通り
・Materials by Design 沼田圭司(京都大学、EAJ会員)
・Computational Approaches to Address Infectious Diseases 夏目やよい(医薬基盤・健康・栄養研究所、EAJ会員)
・The Arduous and Exciting Path to the Development of Successful Mobility Exoskeletons (Wearable Robotics)
宮崎哲郎(東京大学)
・Circular Economy 天沢逸里(東京大学)