環境建築家である仙田満氏をお招きし、こどもの学び・遊び空間を主軸に講演を行っていただきました。仙田先生の建築作品の中で、遊環構造から始まった子どものための空間設計がD字体構成という新たな気づきがありました。建築家として、何を幸せに感じ仕事をするか。困難に立ち向かう子ども、困難を遊べる子どもを育てるにはどんな空間が必要か。そうした根源的な問いから建築理論を展開される興味深い講演でした。
後半のディスカッションでは森が学校計画産学協同研究会について、森の中で子どもを育てることや、森を内包した学校を設計することについて議論が交わされ、根本的な日本の学校設計について話し合われました。