本シンポジウムは参加者を100名程度に絞り密に議論し交流を深めるのが特徴で、各国持ち回りで開催、本年は日本がホスト国となり本学にて第12回シンポジウムを開催した。カーボンナノチューブ、グラフェン、各種原子層材料など、新材料の合成とエレクトロニクス、エネルギー、環境応用をテーマとし、日本から52名(対面47、オンライン5)、中国から35名(対面0、オンライン35)、韓国から31名(対面29、オンライン2)が参加した。11/7,8,9にトップ研究者による招待講演43件をハイブリッド形式で実施、質疑応答時間を多めにとることで活発に質疑がなされた。若手研究者・学生によるポスター発表47件は11/8にシングルセッションで実施、オンライン21件を午前に、対面26件を午後に分けて行った。オンラインはZoomのブレイクアウトルームを用い、発表者21名に対して聴衆数十名が各ルームを訪問する形で密に議論した。対面は63-2-03会議室にてポスターボードを用いて実施、発表者26名に対して聴衆数十名がポスターを訪れて密に議論した。招待講演による投票に基づき、日本2件、中国2件、韓国3件に対してBest Poster Awardを授与した。コロナ後に初めて密な議論を実施でき、参加者からは高い評価を得た。詳細はこちらも参照されたい。