Waseda Research Institute for Science and Engineering早稲田大学 理工学術院総合研究所

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アーリーバード、第12期は他己紹介にて始動

理工学術院総合研究所(理工総研)の若手研究者育成・支援プログラム『アーリーバード』は6月6日に第1回定例会を行い、今年度の幹事の決定や前期活動について話し合いました。そして6月20日(月)から毎週、5回にかけて他己紹介を行い、メンバー間の交流を始めました。一昨年、昨年とオンライン中心の活動が続いたアーリーバードですが、2022年度は対面での活動も復活させました。メンバーが集う中での他己紹介はどのように展開したのでしょうか。昨年に続きアーリーバード2年目となる、幹事の牛奥さんがレポートします。

他己紹介とは

コロナ禍がまだ収まらない中,2022年度のアーリーバードプログラムの活動が始まりました.前期の活動では,オンライン形式やハイブリッド形式で,初めて顔を合わせるメンバーの緊張を解きほぐすアイスブレイクとして「他己紹介」を実施しました.

D1渡辺さんによるD3齊藤杏美さんの他己紹介の様子。齊藤さんのエネルギッシュな研究スタイルと身体能力の高さが明らかにされました。2年ぶりに実現した対面での他己紹介です。

「他己紹介」とは,メンバー同士でペアを組んでお互いにインタビューをし,他のメンバーに自分のペアの魅力や研究について紹介するという,近年のアーリーバードでは定番になりつつある企画です.準備に時間はかかりますが,自己紹介よりもコミュニケーションが密になるほか,今まで気がつかなかった自分の魅力を相手に引き出してもらえたりします.加えて,自分とは異なる分野の研究者であるメンバーに対して,自分の研究を理解してもらうために説明する,あるいは相手の研究を理解するために話を聞くことになりますので,異分野交流の第一歩として相応しい企画なのではないかと思います.

他己紹介を振り返って

さて,今年度の他己紹介も,個性的なメンバーが集まったためかとても盛り上がりました.未知のウイルスの探索から高屈折率ポリマーの開発,光アクチュエータ結晶の制御,空気予冷器の着霜防止まで,メンバーの研究分野は多岐に渡っていましたが,どのメンバーもペアとなった相手の研究をわかりやすく説明することができました.研究の内容だけでなく,話し方やスライドの構成などの発表の仕方についてもお互いに良い刺激になったのではないかと思います.

こちらはD1小林さんによるD1石崎さんの紹介スライドより。体育会系の高校時代を送っていた過去が明らかに。

また,それぞれのメンバーの高校時代から博士課程に入るまでの経歴や現在の趣味についても面白おかしく紹介しました.回を重ねるごとに,研究だけでなくプライベートに関する砕けた質問も多くなっていき,徐々に緊張がほぐれていくのを感じました.実は多くのメンバーが「日本酒が好き」という共通点も見つかり,コロナ禍が収まったら一緒に飲みに行こうという話も出てきました.

以上のように,他己紹介によって各メンバーの人となりや研究内容がわかり,メンバー同士の距離を縮めることができました.例年のアーリーバードで好評となっている本企画ですが,本年度も多くのメンバーが満足したのではないかと思います.この調子で,後期の活動も活発に取り組んで参ります.

文責:基幹理工学研究科 機械科学・航空宇宙学科 博士後期課程3年 牛奥隆博

 

Dates
  • 1122

    MON
    2021

Tags
Posted

Fri, 21 Oct 2022

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