Waseda Research Institute for Science and Engineering早稲田大学 理工学術院総合研究所

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【ご案内】「第14回先端化学知の社会実装コロキウム『Society5.0の実現をもたらす革新的接着技術の開発』『精密UV硬化プロセスによるナノ構造制御』」オンライン開催のお知らせ

本コロキウムでは、科学技術の社会実装の方法論や化学が貢献できる社会的課題および化学技術の社会実装例を学ぶとともに、具体的なテーマを設定しながら、課題解決のシナリオを議論し社会との連携・協働を図る事を目的とします。
今回は、九州大学大学院工学研究院・主幹教授の田中敬二氏に「Society5.0の実現をもたらす革新的接着技術の開発」の演題でご講演いただき、また当研究所の須賀健雄准教授より「精密UV硬化プロセスによるナノ構造制御」を発表し、高分子分野での実例をもとに先端技術の社会実装について議論します。

日時

2022年7月7日(木) 16:00~18:00

会場

ハイブリッド開催
対面会場:西早稲田キャンパス52号館302教室(先着100名)
オンライン会場:Zoom
(先着500名、お申込み頂いたメールアドレスにご案内します)

内容

16:00- 講演
九州大学大学院工学研究院・主幹教授 田中 敬二 氏
「Society5.0の実現をもたらす革新的接着技術の開発」
モビリティにおいて接着技術を導入するには、学理に基づく信頼性が求められる。しかしながら、部材に埋もれた接着界面層の評価解析、また、マルチスケールおよび時間を考慮した4次元解析がボトルネックとなり、接着機構の理解さえ十分でない現状がある。このような背景の下、JST未来社会創造事業
大規模プロジェクト型で「界面マルチスケール4次元解析による革新的接着技術の構築(通称CREA)」を進めている。CREAではアカデミアと連携企業が、接着現象に関連する界面の学理からものづくりまで一貫して研究開発を行っている。本講演では、先端技術の社会実装からバックキャストしたCREA推進の考え方について紹介する。

17:30- 研究所発表
応用化学専攻 須賀 健雄 准教授
「精密UV硬化プロセスによるナノ構造制御」
光ラジカル重合に代表されるUV硬化反応は、簡便かつ極めて迅速(数秒以下で完結)で、印刷インキ、料、接着剤、フォトレジストなど多くの産業分野で汎用されている。本発表では、精密重合機構をUV硬化技術に組み込んだ最近の成果を「精密UV硬化」技術として紹介する。重合過程の時間軸を制御することで、硬化と同時にUVコーティング内部のナノ構造制御や機能付与につなげる。相分離形成プロセスの視点から精密重合を適用する魅力と可能性について述べる。

主催

理工・重点研究領域 先端化学知の社会実装研究所

共催

化学工学会 SDGs検討委員会

後援

理工学術院総合研究所 早稲田地球再生塾

参加費

無料

参加申込

こちら(申し込みフォーム)よりお申し込みください。

お問合せ先

早稲田大学 応用化学科  野田 優
noda◎waseda.jp
※「◎」を「@」に置き換えてお送りください。

Dates
  • 0707

    THU
    2022

Place

オンライン開催

Tags
Posted

Wed, 15 Jun 2022

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