森が学校計画産学共同研究会のシンポジウムを大隈記念講堂で開催いたしました。本研究会では毎年5月に講演を行なっておりますが、2020年は新型コロナウィルスの影響により11月の開催としました。人数制限もあり対面での参加者は少なかったもののシンポジウムはzoomにて同時配信され、オンラインでは多くの方にご参加いただきました。
シンポジウム前半では、学生による本年度の研究会の成果報告の後、小澤紀美子先生(東京学芸大学名誉教授)には『幼稚園・小学校教育の現場』というテーマで森の思想や自然の中で遊びながら学ぶ子供たちへの教育のあり方についてご講演いただきました。上原巌先生(東京農業大学教授)には『都会の中の人と自然』というテーマでコロナ禍における人々の自然との関わりや都会の中の自然のあり方についてご講演いただきました。
シンポジウム後半では、基調講演の内容を踏まえて、古谷誠章先生(建築学科教授・本研究会会長)と野口理佐子氏(一般財団法人C.W.ニコル・アファンの森財団)を加えて「こころに森をそだてるーこれからの学校のかたちー」というテーマでディスカッションを行いました。