2021年度「電力技術懇談会 総会・研究報告会・特別講演会」をオンライン開催した。今回もコロナ感染防止のもと、オンライン開催としたところ、総勢約100名の会員及び関係者に参加があった。活動報告として総会では井上会長から次年度は是非対面の開催につなげたいとのお言葉があった。まず活動報告として、グループA「未来社会を支える電力エネルギーシステムの構築」及びグループB「新たな系統技術と東南アジアへの支援」について、それぞれ石井教授及び伊庭教授より研究報告及び次年度計画の発表をいただいた。当会では例年、総会の後の懇親会の場で田村記念賞・真田賞の学生への授与式を行うことになっているが、今年度もオンラインということもあり、画面上で授与式を行い、受賞学生より、それぞれ感謝のコメントをいただいた。学生にとっても良い記念となり、今後の活躍に期待したい。特別講演会では送配電網協議会 ネットワーク企画部長 高垣恵孝様に「カーボンニュートラルに向けた一般送配電事業者の取組について」ご講演いただいた。質疑応答では中西副会長、林委員からと活発な意見交換ができ、会員から大変好評な感想がでるなど有意義な講演会となった。来年度はコロナの状況をみながらとはなるものの、ハイブリッドで対面での講演会及び懇親会を再開し、より一層電力技術懇談会の活動を盛り上げていくこととしたい。