- 研究番号:17P15
- 研究分野:environment
- 研究種別:プロジェクト研究
- 研究期間:2017年04月〜2020年03月
代表研究者

長谷見 雄二 教授
HASEMI Yuji Professor
創造理工学部 建築学科
研究概要
2011年3月11日に発生した東日本大震災から、既に、5年数か月を迎えているが復旧復興は、遅々として進んでいない。首都直下型地震や南海トラフ等の巨大災害が危惧されているおり、地球温暖化防止を図りながら、都市の安全・安心、エネルギー自立性が求められ、抜本的見直と同時に実効性ある対応が喫急の課題である。
2020年には、東京オリンピック、パラリンピックが開催され、東京が世界一安全な都市であることを世界から問われている。そのためにも、大震災から学んだ教訓を生かした首都圏の安全安心、防災減災向上とエネルギーセキュリティを含む業務継続街区形成は、大きな課題である。同時に、中部圏、関西圏等の大都市圏問題でもある。こうした背景から、本研究は、都市化の著しいアジア諸都市に対す先駆的なモデルとしても大きな意義を有し、都市の環境と安全性向上に資することを目的とする。