Waseda Research Institute for Science and Engineering早稲田大学 理工学術院総合研究所

プロジェクト研究

遠方銀河と宇宙再電離の研究

Research on distant galaxies and cosmic reionization
  • 研究番号:
  • 研究分野:science
  • 研究種別:研究重点教員研究
  • 研究期間:2019年04月〜2024年03月

代表研究者

井上 昭雄 教授(任期付)
INOUE Akio Professor(without tenure)

先進理工学部 物理学科
Department of Physics

URL:https://w-rdb.waseda.jp/html/100001814_ja.html

研究概要

宇宙の基本構成要素である銀河が、どのように誕生し、どのように進化し、現在私たちが棲む銀河系のようになるかを解明する学問分野―銀河形成進化論―は、現代の宇宙物理学・天文学のフロンティアの一つとなっている。中でも、宇宙年齢10億年未満の時代の銀河探査は、宇宙で最初の銀河―初代銀河―の形成に関する直接的な観測データを提供する意義がある。また、初代銀河の形成と並行して起こった超巨大ブラックホールの形成と、それらの銀河進化への影響を理解することも重要な課題となっている。さらに、その時代に起こった宇宙全体の相変化である宇宙再電離現象は、その後の銀河の形成や進化に多大な影響を与えた重要性がある。初代銀河や超巨大ブラックホールが深く関わっているはずであるが、未解明な点が多い。本研究では、(1)アルマ望遠鏡、(2)すばる望遠鏡など(他の大型可視近赤外線望遠鏡を含む)、(3)NASA James Webb Space Telescope(JWST)を用いた遠方銀河の観測研究を行なう。さらに、(4)次世代の宇宙望遠鏡計画の立案と推進も行なう。これらの研究により、初代銀河形成と宇宙再電離の理解を目指す。

年次報告

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