- 研究番号:17P51
- 研究分野:environment
- 研究種別:プロジェクト研究
- 研究期間:2017年10月〜2018年03月
代表研究者

嘉納 成男 教授
KANO Naruo Professor
創造理工学部 建築学科
研究概要
建設産業の現状の課題である労働者問題、品質問題等についてこれまでの研究成果を纏めるとともに、2020年以降に危惧されている建設産業の需要の低減に対して、建設産業はどの様に対応していけば良いかについて、提言をまとめる。
本研究では、二つの方向から研究を進めている。技術論的視点からは、将来の建設産業へのインパクトとなり得るBIM(Building Information Modeling)技術を幅広く建築現場に展開する技術の開発を目的とするとともに、BIM技術によって建設産業がどのように変革を為していけば良いかについて研究していく。
また、産業的視点からは、現在の建設産業における主要な企業からのメンバーで構成する研究会、理工学研究所研究会「次世代建設産業モデル研究会」の参加メンバーとともに建設産業の現状を議論するとともに、様々な建設業及び他産業からの先端的な企業改革の事例紹介をして頂きながら、建設産業の将来の方向性とその取るべき方策を研究していく。
これらの成果は、例年3月にシンポジウムを開催しているが、来年3月にも最後の研究会で発表する予定である。