目的
人類に課せられた地球規模の様々な課題の解決と持続可能な社会の実現に向けて、環境と調和したモノつくり技術やエネルギー・資源の利用技術における革新が求められている。国連が掲げる持続可能な開発目標「SDGs」は、重要な技術開発指針となっている。日本政府が設置しているSDGs推進本部は、2017年12月にSDGsアクションプラン2018を公表した。今回の勉強会は、この中の優先課題⑤の“省エネ・再エネ、気候変動対策、循環型社会”を中心として、さらにバイオエコノミーの最新動向を加えて議論を進めたいと思い企画した。「バイオエコノミー」では、生物資源とバイオテクノロジーを用いて地球規模の課題の解決と経済発展の共存を目指している。政府は第5期科学技術基本計画において、人々に豊かさをもたらす「超スマート社会(Society 5.0)」を未来社会の姿とし、IoTやAIなどのサイバー空間と現実社会であるフィジカル空間を高度に融合させる取り組みを推進することでその実現を目指そうとしている。住宅・建築、エネルギー、バイオフィリックデザインにおけるIoTやAIなどの新技術の展開に関しても話題提供を行う。
概要
- 日時:2018年7月6日(金) 13:30~17:30
- 会場:早稲田大学西早稲田キャンパス63号館2階03会議室(キャンパスマップはこちら)
- 対象:一般・早稲田大学の教職員・研究員・学生
- 定員に達したため、お申し込み受付は終了いたしました
プログラム
13:30~13:40 開会挨拶
早稲田大学 理工学術院総合研究所 所長 木野 邦器
13:40~13:45 趣旨説明
早稲田大学創造理工学部建築学科 田邉 新一 教授
13:45~16:40 講演
13:45~14:25 講演1 「ゼロ・エネルギーハウス(ZEH)の今後の展開」
芝浦工業大学建築学部建築学科 秋元 孝之 教授
14:25~15:05 講演2 「自然エネルギーの活用に向けて」
公益財団法人 自然エネルギー財団 大野 輝之 常務理事
15:05~15:20 休憩
15:20~16:00 講演3 「ゼロ・エネルギービル(ZEB)の今後の展開」
早稲田大学創造理工学部建築学科 田邉 新一 教授
16:00~16:40 講演4 「世界のバイオエコノミー戦略と緑のデザイン」
日本バイオ産業人会議(JABEX) 坂元 雄二 事務局次長
16:40~17:20 パネルディスカッション
モデレーター
田邉 新一 早稲田大学創造理工学部建築学科 教授
パネリスト
秋元 孝之 芝浦工業大学建築学部建築学科 教授
大野 輝之 公益財団法人 自然エネルギー財団 常務理事
坂元 雄二 日本バイオ産業人会議(JABEX) 事務局次長
古谷 誠章 早稲田大学創造理工学部建築学科 教授
17:20~17:30 閉会挨拶
早稲田大学創造理工学部建築学科 古谷 誠章 教授
お問合せ
理工学術院総合研究所 [email protected]