Waseda Research Institute for Science and Engineering早稲田大学 理工学術院総合研究所

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アーリーバードメンバー伊藤 暖さん(先進理工学研究科 ナノ理工学専攻/門間ー館山研究室)が国際学会でポスター賞を受賞

アーリーバードメンバー伊藤 暖さん(先進理工学研究科 ナノ理工学専攻/門間ー館山研究室)が国際学会でポスター賞を受賞しました。

伊藤さんより受賞のコメントをいただきました:

「この度、国際固体イオニクス学会でポスター賞を受賞し、大変光栄に思っております。

この学会は2年ごとに開催され、今回の第24回大会はロンドンのQueen Elizabeth II Centreで行われました。

会場は歴史的な街並みと最新のテクノロジーが融合した雰囲気で、多くの研究者が集まりました。

国際固体イオニクス学会は、「固体中で原子や分子がどのように動くか」をテーマに基礎から応用まで幅広い研究が議論される場です。

今回の会議のスローガン「Fundamentals, Characterisation and Devices for a NetZero World」にも見られるように、電池材料に関する研究が多数発表されていました。

私のポスター発表では、ポストリチウムイオン電池の正極材料として注目されているプルシアンブルーについての計算科学研究を紹介しました。

この分野は電気自動車や持続可能なエネルギー貯蔵システムの発展に寄与する可能性があり、非常に重要です。

発表では、プルシアンブルーを用いた電池材料に関する最新の研究動向や計算科学の進展について多くの意見交換を行い、自身の研究を深めるとともに新たなアイデアを得ることができました。

特に、日本人研究者を代表しポスター賞を受賞したことは、私にとって大変名誉なことであり、国際的に研究成果が評価された証だと実感しています。

会議終了後も、多くの研究者と貴重な交流が続きました。

他の研究者の視点やアプローチを取り入れながら、自身の研究論文の構成を再考し、さらなる研究の方向性を模索することができました。

今回のポスター発表を通じて得た知見と経験は、私の学術キャリアにとって重要な一歩です。

今後もこの分野での研究を深め、持続可能なエネルギー技術の発展に貢献していきたいと考えています。引き続き、研究に邁進し、学術的知見を積み重ねていく所存です。」

24th International Conference on Solid State Ionics. Fundamentals, Characterisation and Devices for a NetZero World

伊藤さん、おめでとうございます!
そしてアーリーバードメンバーとしての活動にも期待しております。

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