- 研究科について
- ジャーナリズムコース
Journalism Program
ジャーナリズムコース
- コース説明
- 人材育成像
- 専門知と実践知の融合による研究・教育
- 「方法論」の重視
- ジャーナリスト養成に必須となる共通コンセプトに対応する科目群
- 専門育成を目的とした「専門認定プログラム」
- 修士課程修了要件
- 博士まで5年一貫の指導プロセス
- 博士学位取得までのロードマップ
コース説明
ジャーナリズムコースは2008年に日本初のジャーナリズム大学院として政治学研究科に設置されました。当コースは学術的な専門知とジャーナリズムの実践知を融合させ、次代のジャーナリズムを導くことのできる高度な人材を養成します。早稲田大学は建学以来、優れた人材を言論やジャーナリズムの世界に送り出してきました。ジャーナリズムの健全な発展に貢献する人材を育成することは時代を超えた早稲田大学の使命であり責務です。
人材育成像
高度職業人としてジャーナリズムを読み解き導くことのできる人材を養成します。同時に、その基盤となるジャーナリズムに関する研究を推進し、ジャーナリズム研究者およびジャーナリスト教育を担う人材を養成します。これらを実現するため、本コースでは特に以下の点を重視しています。
・倫理、知識、技能において真に実践的な人材
・「個」として強いジャーナリスト/ジャーナリズムをサポートする人材
・新時代のメディアとツールを駆使できる人材
・複雑化した社会の課題を「発見し、分析し、伝える」ことのできる人材
専門知と実践知の融合による研究・教育
ジャーナリズムを読み解く真にプロフェッショナルな人材の養成には、取材の手法や倫理等の実践面における知識が不可欠です。一方で、複雑な事象を理解するには、調査や取材で得る情報を中立の見地から正しく分析して発信することが求められます。このためには各分野の学術的な専門知に習熟する必要もあります。双方を実現するため、本コースにはアカデミアの研究者とジャーナリズムの実務家が教育・研究活動を推進しています。
ジャーナリズムコースを含む政治学研究科では、研究指導をメイン・アドバイザーから受けます。学生はさらに任意でサブ・アドバイザーをつけ、サブ・アドバイザーからも研究指導を受けることができます。これにより複眼的な指導を受けられるようになります。どの教員がメイン/サブ・アドバイザーになれるかについては、次の「教員の紹介」でご確認ください。
「方法論」の重視
ジャーナリズムに不可欠な「批判的思考」の基礎となる分析力と倫理哲学の素養を磨くため、経験的方法と規範理論の2つを教授する方法論科目(下記参照)を修士課程の必修としています。方法論の教授により、ただ物事を批判するのではなく、学術と社会的公正の視点から問題を提起する素地を醸成します。
方法論科目(必修)の概要
・政治学研究方法(経験)
・政治学研究方法(規範)
各科目の詳細につきましては、シラバス検索システムよりご覧ください。
ジャーナリスト養成に必須となる共通コンセプトに対応する科目群
専門知・幅広い専門分野についての科学的知識と哲学の理解
主な科目群:専門研究セミナー(専門分野)、理論科目(専門)
ジャーナリズムやメディアの役割に対する深い洞察
主な科目群:ジャーナリズム専門研究セミナー、メディア専門研究セミナー、ジャーナリズム・メディアセミナー
批判的思考力
主な科目群:方法論科目
プロフェッショナルな取材・表現力
主な科目群:実践科目、知識情報リテラシー科目
現場知・フィールドに基づく思考
主な科目群:実践科目(インターンシップ、フィールドワーク等)
専門育成を目的とした「専門認定プログラム」
「政治」、「経済」、「科学・環境・医療」の各分野における関連科目等の単位取得を認定要件とする「専門認定プログラム」を設置しています。修了要件を満たし、かつ各プログラムの認定要件を満たした場合、修士(ジャーナリズム)の学位記とは別途、各プログラムの認定書を授与します。これは修士号に加え、ジャーナリズムについての自らの専門分野を明確にするものです。
修士課程修了要件
科目区分毎に必要な単位数が設定されており、合計で32単以上を修得し、学位審査に合格しなければなりません。各区分に豊富な数の科目が設置されていますので、各自のテーマならびに将来設計に応じて自身の知識を高めることができます。
博士まで5年一貫の指導プロセス
博士学位取得を志し、修士課程から博士後期課程への内部進学を希望する学生向けに、5年間の一貫教育プログラムが設定されています。原則として修士1年次に方法論科目で先進的研究を行うための基礎体力である分析手法を鍛え、博士後期課程への入学後に備えます。その後の修士論文審査と博士後期課程入学試験で一定の成績を収めれば、博士後期課程入学への道が開かれます。
博士学位取得までのロードマップ
博士学位を取得するまでにはいくつかのチェックポイントが設けられています。1年次には分析手法について高度な理解に達していることを判定する「分析手法認定試験」を受験します。また、研究分野に直接・間接的に係わる必読文献について、習熟度を測る「基礎習得認定試験」を1年次~2年次に受験します。2年次以降~3年次には「論文構想試験」を受け、博士論文執筆へ向けて論文構想が妥当であるかを見極めます。博士論文の審査にあたっては論文審査委員会が設置されます。