益田朋幸　新研究科長の挨拶を掲載しました。

文学研究科長（益田　朋幸）

経済的に困難で、先の見えない時代には、「すぐに」、「直接」世の役に立つ実学が優先されます。しかしこのような時代だからこそ、人文学系の学問がいっそう必要ではないか、と私たちは考えます。たとえば日中韓三カ国の関係は、歴史上例を見ないほどにこじれています。それを解決する糸口は、相互の歴史の理解、相互の文化の尊重以外にはあり得ないでしょう。早稲田大学は中国、韓国と長い歴史をもっています。

21世紀は「9.11」の同時多発テロとともに幕を開けましたが、今日それは「イスラーム国」というさらに困難な問題を、、、

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