テーマは「文化財を守るために1」。
文学部学芸員資格課程による第6回特別講演会を開催します。テーマを「文化財を守るために1」とし、博物館や学芸員、さらに文化財に興味を持つ多くの方々に公開します。
文化財とは何か。以下文化庁の説明を抜粋すると「文化財は、我が国の長い歴史の中で生まれ、はぐくまれ、今日まで守り伝えられてきた貴重な国民的財産です。」とあります。この国民の財産である文化財を守る法律が「文化財保護法」であり、地方公共団体では「文化財保護条例」で、これらにより指定された国宝や重要文化財などの文化財が博物館にはたくさん収蔵されています。また、博物館外にも個人や法人所有の文化財、史跡、名勝、天然記念物等があり、これらのすべての文化財保護に博物館の学芸員や行政側の学芸員資格保持者が関わることが多いので、文化財を守り活用するのは学芸員の仕事といっても過言ではありません。
文化財を知ることは学芸員の学びにおいて不可欠です。
今回は文化財とは何か、これまでどのように守られ、これからどのように守っていくかという文化財に関する基本について講演いたします。
【日 時】2017年3月11日(土)13時00分〜16時45分(予定) *受付は12時30分から
【場 所】早稲田大学戸山キャンパス38号館AV教室(カフェテリアの2階)
【参加費】無料
【申込み】講座修了生はEメールにて事前受付(下記問い合わせ先へ)。一般・在学生・教職員は当日会場にて受付。
【講演プログラム】
13:00-13:15 ご挨拶
13:15-14:45 川瀬 由照氏(文化庁文化財部美術学芸課 文化財調査官)
「文化財を守っていくために—文化財保護とその現状」
15:00-16:30 筒井 忠仁氏(文化庁文化財部美術学芸課 文部科学技官)
「文化財の保存と修理—絵画作品を中心として—」
(コーディネーター 早稲田大学文学学術院教授 山田 磯夫)
(詳細掲載)
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(問い合わせ先)
早稲田大学文学学術院 学芸員資格課程 山田 磯夫研究室 E-mail: wss.gakugeiin※gmail.com
(※を@に変換してください。なお上記メールアドレスでは出願に関する事務手続などの問い合わせは一切承っておりません)