早稲田大学教職支援センターでは、2024年8月24日に佐藤寛之 教育・総合科学学術院教授を講師に迎えて第1回教員研修講座「児童・生徒の学びについて考える」を開催し、国立、公立、私立の学校の教員、教育関係者53名の方にご参加いただきました。
当日は、幸田国広 教職支援センターキャリア支援部門委員長※(教育・総合科学学術院教授)から、この教員研修講座は、早稲田大学が教員免許更新講習に替わるものとして、本学卒業者に限らず広く国立・公立・私立の学校で現職教員として活躍している方に対して、これからの時代に必要となる新たな教師の学びの機会を提供するものである。今回は第1回目であるが、今後、回を重ねることでより良いものに育ていきたい、との挨拶がありました。
※幸田国広教授は、2024年9月21日より教職支援センター副所長に就任
続く、佐藤寛之教授※による講演「児童・生徒の学びについて考える」では、「教師がどのように教えるかではなく、児童・生徒がどのように学ぶべきかを検討していくことが問われている現在、これまでの学びに関する所論やキーワードを振り返りながら,児童・生徒がどのように自身の考え(思考・表現)を変容させていくのか」について、話題提供がありました。
※佐藤寛之教授は、2024年9月21日より教職支援センターキャリア支援部門委員長に就任
また、講演後には参加者によるグループワークが行われ、話題提供をもとに隣席同士で参加者自身の活動報告、情報交換等を行いました。
参加者のアンケートには、「専門の話が聞けて楽しい」「他校の教員と話せる機会があり大変勉強になった」「話が分かりやすく参考になることが多かった」「来年も参加したい」など好意的な感想が寄せられ、有意義な一日となりました。
※教員研修講座の詳細はこちら(概要 – 早稲田大学 教職支援センター)