本学学生・教職員/招待校友限定の特別企画
「早稲田 狂言の夕べ」は、文化勲章受章者で校友の野村万作氏、ご子息で推薦校友の野村萬斎氏をはじめとする豪華出演者による狂言の公演です。2010年4月より本学学生・教職員・招待校友を対象として開催し、毎回大好評をいただいております。
今回は、観世流シテ方で校友の武田宗典氏にもご出演いただき、仕舞を舞っていただきます。早稲田大学でしか観られない一味違った舞台を、重要文化財・大隈記念講堂にてお楽しみください。お申込み方法は、以下をごらんください。
プログラム
狂言の冒頭に、野村萬斎氏による各演目の解説をいただきます。
【演目・演者】
狂言 梟山伏 | 野村裕基、岡 聡史、飯田 豪 (後見)福田成生 |
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仕舞 玉之段 | 武田宗典 (地謡)武田崇史、武田文志、武田友志、武田祥照 |
狂言 千鳥 | 野村万作、野村萬斎、内藤 連 (後見)中村修一 |
【あらすじとみどころ】
狂言 梟山伏(ふくろやまぶし)
山から戻って以来、様子がおかしい弟を心配した兄は、山伏に祈祷を頼みにいく。山伏が弟の様子を見て祈り始めると、弟はうつろな目つきで鳴き声をあげる。聞けば弟は山で梟の巣にイタズラをしたことが分かる。梟が取り憑いたものであろうと、山伏は懸命に祈るのだが、症状はますますひどくなるばかり。そしてついには…。 梟の鳴き声が印象的な楽しい演目です。観ている皆さんの頭にも、梟の鳴き声がこびりついて離れなくなってしまうかもしれませんね。
仕舞 玉之段(たまのだん)
能「海人」のクライマックスで、シテ・海人の霊が竜宮から宝珠を奪い返した顛末を仕方で表現する【玉之段】と呼ばれる場面を、紋付袴姿による仕舞で上演します。
狂言 千鳥(ちどり)
明日の神事に必要な酒を、支払いの滞っている酒屋から、どうにかして取ってくるよう命じられた太郎冠者は、酒屋に代金の米がすぐにも届くはずと嘘をつき、まんまと酒樽に酒を詰めさせる。早速持って帰ろうとするが、米が届かぬうちは渡せないと酒屋に止められてしまう。米を待つ間、話をするよう頼まれた太郎冠者は、尾張の津島祭の話を始めるのだが…。
太郎冠者と酒屋の駆け引きが楽しい作品です。津島祭の千鳥を伏せる場面や流鏑馬の様子が、仕方話でリズミカルに演じられます。太郎冠者は上手く酒を持ち出せるのでしょうか?
【開催概要・お申し込み方法】
タイトル | 第16回公演 早稲田 狂言の夕べ |
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日時 | 2025年4月15日(火) 18時30分開演 (開場17時30分 、終演予定20時) |
会場 | 早稲田大学大隈記念講堂 |
費用 | 無料(全席指定 要申込) |
対象者 | 本学学生(3月に卒業する卒業生、4月に入学する新入生を含む) 教職員(関係職員含む)、招待校友 *未就学児入場不可 |
申請期間 | 2025年3月17日(月)9:00~4月3日(木)10:00 |
お申込み方法 | 対象者は、所定の期間にMyWasedaにログインし、所定の申請フォームよりお申込みください。応募者多数の場合は抽選いたします。抽選結果は、4月4日(金)にメールで送信する予定です。![]() ・MyWasedaを使用できる早大生、教職員が対象者です。 ・3月末に本学を卒業・離籍または退職する場合は、MyWasedaが利用可能な期間に申請してください。4月以降もメールが到達できるようにWasedaメール以外の個人のメールアドレス(例えば、Gmailなど)も登録してください。4月に本学に入学または入職する場合は、MyWasedaにログインできるようになってから、申請してください。 ・校友(卒業生)の方は、申込方法が異なります。校友会発行の「早稲田学報」2025年4月号掲載の案内をご覧ください。 ・チケットは当選者ご本人のみ有効です(同伴不可)。 |
お問い合わせ先 | メール:[email protected] 早稲田大学文化推進部文化企画課 TEL:03-5272-4783(月〜金 9時-17時) |
スタッフ | 舞台監督:小坂部 恵次 照明:株式会社斉藤舞台照明 斉藤正雄 舞台:金井大道具株式会社 古賀 学 制作協力:万作の会 制作:早稲田大学文化推進部文化企画課 |