早稲田大学は、米国カリフォルニア大学ロサンゼルス校との共同連携事業である柳井イニシアティブの取り組みとして、「文学ビデオ」の制作プロジェクトに取り組んでいます。「文学ビデオ」は、日本語で書かれた短編小説を作者が朗読し、日本国内外の革新的なアーティストによるアニメーションを組み合わせた新しい短編アニメ映画シリーズです。
この度、「文学ビデオ」の第一弾として制作した山村浩二監督作品「とても短い」が、第17回パリ国際アニメーション映画祭で、『ダダイスト賞 “The Dadaist Award”』を受賞しました。パリ国際アニメーション映画祭は、小さな映画祭で、グランプリなどの賞は設けていないのですが、審査員が2、3賞を決めるとのこと。
『ダダイスト賞』には次の一文が添えられました。:
“An ode to existentialism and surrealism by one of the great contemporary filmmakers of the absurd”
(訳:不条理を扱った現代の偉大な映画監督の一人による、実存主義とシュルレアリズムへの頌歌)
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※短編映画コンペティション1/オープニング上演