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早稲田大学ハイソサエティ・オーケストラが福島県白河市で文化交流イベントを開催

福島県白河市で、早稲田大学ハイソサエティ・オーケストラ(通称「ハイソ」)による早稲田大学・白河市文化交流事業が2024年9月7日(土)から8日(日)にかけて開催されました。本事業は、早稲田大学と白河市の文化交流を深めることを目的に2014年にスタートし、コロナ禍による中断を経て、今年で9回目を迎えます。

◆ 1. アウトリーチ活動 ~子どもたちとの交流~

初日には、ハイソの学生たちが白河学園の子どもたちと交流する「アウトリーチ活動」が行われました。これは地域の皆様とふれあいながら地域交流・地域貢献する取り組みであり、学生たち自身も日常の活動では得られない貴重な体験を積むことができます。

今回は、ハイソの学生たちが白河学園のホールでジャズを演奏し、子どもたちにジャズの魅力を伝えるとともに、楽器の特徴や音楽の楽しみ方をわかりやすく説明しました。クイズ形式で楽器や音楽について学びながら、子どもたちと楽しく交流。。約1時間の交流の最後には、ハイソの演奏に合わせて合唱し、子どもたちの元気な声と表情からたくさんのエネルギーをもらいました。学生たちもどのようなプログラムを提供するか、子どもたちに楽しんでもらうにはどうすればよいか、事前に計画し準備した結果、楽しい時間を共有することができ、多くの学びを得ることができました。

ジャズコンボに聴き入る子どもたち

◆ 2.白河交流館コミネスでのハイソサエティオーケストラ白河公演

2日目には、白河文化交流館コミネスを会場に、ハイソによる2時間の公演が開催されました。学生の軽快な司会と共に、楽曲の紹介とダイナミックな演奏が繰り広げられました。コンサートでは、スタンダードなジャズナンバーから、ハイソならではの重厚なブラスを駆使した楽曲まで展開していきます。トランペット、サックス、トロンボーンと見事なアドリブ演奏により、多彩なプログラムが楽しめました。

また、演奏の合間には、ハイソの活動紹介や早稲田大学の情報、ワセメシクイズなども取り入れ、学生生活の一面を紹介し、観客との距離を縮めました。公演のフィナーレには、アンコールの声に応えて、ビッグバンド風にアレンジしたおしゃれな「SUKIYAKI」を演奏。コミネスの照明チームが用意してくださった満天の星の下で幕を閉じました。

上質なビックバンドジャズの合間に、楽しく進行していくMC

アンコールは、満天の星の下、「SUKIYAKI」♪

文化と歴史が息づく白河市

白河市は、関所「白河の関」で知られ、みちのくの玄関口としての歴史の感じられる街並みが広がっています。国指定史跡の「白河小峰城跡」や国指定史跡・名勝の「南湖公園」を有し、自然と歴史、文化が豊かに息づいています。白河文化交流館コミネスでは、著名なミュージシャンやアーティストの公演が行われるほか、地域の文化活動の拠点となっています。楽屋通路の壁には、出演したアーティストのサインで埋まり、数多くの文化活動が展開されていることを物語っています。今回の交流事業を通じて、学生たちはこの豊かな文化環境の中で貴重な経験を積み、地域の皆様との素晴らしい出会いを果たしました。

早稲田大学と福島県白河市の文化交流事業は、今後も継続的に行われる予定です。学生たちの活躍を通じて、さらなる交流と文化の発展が期待されます。

白河市のみなさま、ありがとうございました! 全員で「しらかわ!」

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