「第1回早稲田大学学術研究書出版賞 授賞式」が、2023年12月21日(木)に早稲田大学大隈記念講堂(小講堂)で開催され、対象の研究者10名のうち4名が表彰されました。
はじめに、渡邉義浩文化推進担当常任理事より、早稲田大学学術研究書出版制度の趣旨の説明とともに、受賞者へ祝辞が述べられました。
各受賞者からは、著書の内容や執筆過程、現在の研究内容や今後の取り組みについての報告があり、早稲田大学および早稲田大学出版部への謝辞が述べられました。
それを受けて、渡邉常任理事より、表彰状と花束が渡されました。
早稲田大学では、アカデミック・ステイタスの維持・向上と研究者の出版機会拡大を図るため、出版機能と情報発信強化の一環として、良質の学術研究書を出版することを目指しています。
受賞者(敬称略)
<早稲田大学学術研究書出版賞> 西口 拓子
『挿絵でよみとくグリム童話』
<早稲田大学学術研究書出版奨励賞> 神田 恵美子
『すべての学びは「聞くこと」から―社会生活に必要な音声言語能力指導』
<早稲田大学学術研究書出版奨励賞> 春口 淳一
『小規模大学の留学生政策―エンロールメント・マネジメントと日本語教育の可能性』
<早稲田大学学術研究書出版奨励賞> 渡部 春佳
『公立文化施設のガバナンス論―自治体によるアカウンタビリティの実践と変容』
早稲田大学学術研究書出版賞とは
本賞は、2020 年度以降、早稲田大学学術研究書出版制度に応募・採択の上、出版に至った図書に対して、当該研究者を顕彰し、その業績を広く周知するため、授与されるものです。
早稲田大学学術研究書出版賞
本制度により刊行されたすべての学術叢書が対象
早稲田大学学術研究書出版奨励賞
本制度により刊行されたすべてのエウプラクシス叢書(博士学位取得後5年以内の研究者が単著として出版したもの)が対象