企画展 會津八一と瓦の蒐集
會津八一(1881~1956)は書家、歌人、東洋美術史学者であり、早稲田大学の歴史考古学の基礎を築いた人物です。八一は、実物資料を重要視する「実学」を主張し、学生の教育・研究用に実物資料を蒐集しました。明器、瓦塼、仏像、古鏡、近世書画、金石拓本などがあり、中でも瓦塼の蒐集に力を注ぎました。その蒐集意図について「(瓦に)刻み附けられた蓮華や唐草又は文字などの中に実に立派な芸術を見出す。そして更に進んでは昔其れを載せて居た伽藍堂塔の内部にまで推察を及ぼし、尚ほ又其れを製作した時代を考へることも出来る。」(「面影」『早稲田学報』1934)と述べています。
八一が生涯を通して重視した「実学」を、蒐集された日本・朝鮮・中国瓦塼の展示を通してご紹介いたします。
▼画像をクリックすると拡大表示されます▼
会期
2023年 3月4日(土)~6月4日(日) 9:00-16:30
休館日:月曜日(休日の場合は翌日)
新型コロナウイルス感染症への感染対策にご理解とご協力をお願いいたします。状況により入場をお待ちいただく場合があります。
場所
本庄早稲田の杜ミュージアム
早稲田大学展示室(早稲田大学本庄キャンパス93号館1階)
〒367-0035 埼玉県本庄市西富田1011
料金
無料(事前予約不要)
主催・協力
早稲田大学文化企画課考古資料館
早稲田大学會津八一記念博物館
本展覧会は、寄付者の皆様から「早稲田文化募金」を通じご支援を受けています。
https://kifu.waseda.jp/contribution/w_culture
講演会のお知らせ
「會津八一の蒐集品 ―明器泥像から拓本まで―」
- 講師 下野玲子(早稲田大学會津八一記念博物館主任研究員)
- 日時 3月12日(日)14:00~15:00
- 会場 本庄早稲田の杜ミュージアム
(早稲田大学本庄キャンパス93号館)3階レクチャールーム1 - 定員 100名(事前申込必要・先着順) ※受講料無料
申込方法は、本庄早稲田の杜ミュージアムHPをご確認ください。
「會津八一の蒐集した瓦塼について」
- 講師 谷川 遼(早稲田大学會津八一記念博物館助手)
- 日時 5月20日(土)14:00~14:50
- 会場 本庄早稲田の杜ミュージアム
(早稲田大学本庄キャンパス93号館)3階レクチャールーム1 - 定員 100名(事前申込必要・先着順) ※受講料無料
申込方法は、本庄早稲田の杜ミュージアムHPをご確認ください。
講演会終了後の15:00~15:30に展示室にてギャラリートークを実施します。
本庄早稲田の杜ミュージアム
公式Webページは、こちら
instagramでも展示・イベント情報を発信中!
問い合わせ
本庄早稲田の杜ミュージアム
E-mail:[email protected] TEL:0495—71—6878