文化推進部では、本学の文化三機関(坪内博士記念演劇博物館・會津八一記念博物館・大学史資料センター)および文化推進部文化企画課が1年間に実施した各種文化活動の記録を年報としてまとめていますが、このたびその2015年度版を刊行しました。「文化事業」「地域交流事業」「顕彰事業」を中心に、その他の文化諸活動・広報活動・各種統計等を一覧することができます。
本学では、現在一丸となって取り組んでいる「Waseda Vision 150」の核心戦略の一つに早稲田文化の推進を位置づけており、例えば2015年度に実施した展覧会・公演・講演会等の催し物の件数は69件、来場者総数は約25万人(昨年度比5万人増)を数えるなど、着実にその成果が表れています。2016年度については、学内での諸活動はもとより、特に「地域交流事業」を通じた社会貢献に力を入れ、次代を担う子供たちへの教育活動のほか、コンサート・演劇等の地域における公演回数を増やす等の多様な取組みを予定しています。

地域交流事業 アカペラ公演 in 白河(2015.8.9)
本学公認のアカペラサークル「Street Corner Symphony」が福島県白河市で2年連続公演。キッズダンスチーム「白河スーパーキッズ」とのコラボレーションも。

地域交流事業 おもしろ科学実験教室(2015.8.26 千葉県鴨川市)
実験テーマの一つ「レンズをつくろう」で、本学理工センター職員から指導を受ける子供たち。最後に本学総長と鴨川市長連名の修了証が授与され、忘れられない思い出に。

美濃加茂市・早稲田大学文化交流事業 学生公演(2015.9.5~6)
学内公募で選ばれた本学の学生劇団が、岐阜県美濃加茂市で約1週間合宿し野外公演を実施。2015年度は、劇団森が「さよなら自転車泥棒」を熱演。
文化推進部年報については、下記の早稲田大学文化推進部「出版物・グッズ」ページにて、PDF版(2011年度版以降)をご覧いただけます。