第6回 早稲田狂言の夕べ
本学校友で人間国宝の野村万作氏、推薦校友の野村萬斎氏らによる狂言のイベントです。2010年4月より本学学生・教職員・招待校友を対象として開催し、毎年大好評をいただいております。今年は、本学校友の能楽師・當山孝道氏の仕舞も加わった豪華な舞台となります。早稲田大学でしか観られない一味違った舞台を、重要文化財・大隈記念講堂にてお楽しみください。
※本学学生・教職員/招待校友限定の特別企画です。
※右の画像をクリックするとチラシがPDFでご覧頂けます。
プログラム
【演目・演者】
狂言「悪太郎(あくたろう)」 | 野村万作ほか |
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仕舞 宝生流「山姥(やまんば)」 | 當山孝道 |
狂言「釣針(つりばり)」 | 野村萬斎ほか |
【詳細】
タイトル | 第6回 早稲田狂言の夕べ |
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日時 | 2015年4月21日(火) 17時開演 (開場16時30分 、終演予定19時) |
会場 | 早稲田大学大隈記念講堂 |
費用 | 無料(全席指定 要申込) |
対象 | 本学学生、教職員、招待校友 *未就学時入場不可 |
予約方法 | 対象:本学学生、教職員(関係職員含む) Waseda-netポータル申請フォーム(左側メニュー – システム・サービス – 申請フォーム-「早稲田 狂言の夕べ」)より受付。応募者多数の場合は抽選。 (1)1次募集 3月2日(月)9時~ 6日(金)17時 3月12日(木)当選結果通知(Waseda-netメール)(2)2次募集 4月 1日(水)9時~ 5日(日)17時 4月 8日(水)当選結果通知(Waseda-netメール) ※2015年4月入学の新入生優先・チケットは当選者ご本人のみ有効です。(同伴不可) ・1階は招待席のため、公募席は原則として2階となります。お席は当日割り振らせていただきます。 ・本学の在籍が3月で終了する方は、1次募集のみお申し込みいただけます。 |
お問い合わせ先 | メール:[email protected] 早稲田大学文化推進部文化企画課 TEL:03-5272-4783(月〜金 9時-17時) |
スタッフ | 照明:(株)斉藤舞台照明 斉藤正雄 舞台監督:小坂部 恵次 舞台:金井大道具株式会社 古賀 学 制作協力:万作の会 制作:早稲田大学文化推進部文化企画課 |
あらすじとみどころ
狂言 悪太郎(あくたろう)
乱暴者の悪太郎は、酒を飲むことを非難する伯父を脅してやろうと、長刀を携えて出かけていく。ところが、そこでもさんざん酒を飲み、よい機嫌になると、帰る道すがら寝込んでしまう。後をつけてきた伯父は、道端に寝ている悪太郎を見つけて僧形にし、「今後は南無阿弥陀仏と名づける」と言い渡して去る。さて、目を覚ました悪太郎は…。行き場の無いエネルギーを放出していた悪太郎ですが、「南無阿弥陀仏」と名づけられるのを境に舞台が一変します。狂言らしい笑いに溢れる前半と共に、悟りに至る後半もまた見どころです。
仕舞 山姥(やまんば)
月の光の中、鬼女・山姥が春夏秋冬の山の景色を語りながら、峰を伝い谷を駆け巡る「山めぐり」の様を見せる能『山姥』のクライマックスを紋付袴姿で舞います。能楽の様式美の粋をご堪能ください。
狂言 釣針(つりばり)
独り身の主人が、同じく妻を持たない太郎冠者と共に妻を得ようと西宮の夷に参詣すると、西門に置いてある釣針で妻を釣るよう夢のお告げを賜る。太郎冠者は「釣ろうよ、釣ろうよ」とフシ面白くかけ声をかけながら、主人の妻に続いて、数人の腰元、さらには自身の妻を釣り上げる。主人が奥へ入った後、太郎冠者は自分の妻に対面するのだが…。
主人の代わりに次から次へと女たちを釣り上げる、太郎冠者の洒脱な舞が見どころです。色とりどりの装束に身を包んだ女たちがずらりと並ぶ、華やかな舞台をお楽しみ下さい。