- 開催期間:2009年9月28日(月)~2010年2月27日(土)
- コア期間:2009年11月23日(月・祝)~12月5日(土)
- 会場:早稲田大学(早稲田キャンパス・戸山キャンパス)
趣旨
「フォトジャーナリズム・フェスティバル」は早稲田大学とDAYS JAPANの共催によるものです。
「ジャーナリズム」といっても広範囲におよぶため、今回は「フォトジャーナリズム」の視点から「現場のジャーナリストの仕事にふれて再認識する。」「ジャーナリズムに信頼を取り戻す道を模索する。」「激変するメディア界の将来について考える。」などジャーナリズムの全般について問いかけます。
例えば、ジャーナリストの仕事、とくに人権や生命を守るための役割を理解するという点では、ビジュアル・ジャーナリズムも活字ジャーナリズムも、基本的には共通の基盤を持ちますが、このジャーナリズムの基盤が理解されないまま、器であるメディアの種類だけが語られる傾向があります。
経営が中心に語られる「メディアの危機」ではなく、「ジャーナリズムの危機」を考え、人々は何を知る必要があるのか、何を伝えるべきなのか、ジャーナリストは何を守るべきか、この問題に絶えず立ち返り、現場のジャーナリストたちの仕事にふれながら、メディアの状況、未来についても考える機会をもちます。
本フェスティバルは展示・講演会などイベントを行うとともに、早稲田大学が長いジャーナリズムの歴史をもつ大学であるため、本学でのジャーナリズム教育の活動を紹介します。また、各イベントも学生をはじめとしたボランティアの協力を得て、インタラクティブな活動を行っていきます。
その期間は、コア期間を2週間とし、前後数か月にわたる長期間の複合的イベントとなります。学生はもちろんのこと幅広い層を対象としていますので、みなさまにご参加いただき、ジャーナリズムへの意識がより高まることを希望します。
【特設サイト】: http://www.daysjapan.net/waseda/
開催概要
開催日時 | 2009年9月28日(月)~2010年2月27日(土) コア期間 2009年11月23日(月・祝)~12月5日(土) |
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会場 | 早稲田大学 早稲田キャンパス・戸山キャンパス 大隈記念講堂、27号館小野梓記念館(小野記念講堂、ワセダギャラリー、地下1階通路)、26号館 10階125記念展示室、学生会館ほか |
入場料 | 早稲田大学学内開催イベントは無料 |
共催 | 早稲田大学(文化推進部)/DAYS JAPAN |
学内参加箇所 | [A]. (1)政治経済学術院、(2)文学学術院(文化構想学部)、(3)教育・総合科学学術院、(4)川口芸術学校[B]. (1)教務部、(2)学生部、(3)総務部(総務課)、(4)キャンパス企画部、(5)広報室[C]. (1)ジャーナリズム教育研究所、(2)イスラーム地域研究機構
[D]. (1)オープン教育センター、(2)平山郁夫記念ボランティアセンター、(3)エクステンションセンター |
全体および個別イベント共催・協力・協賛・後援 等(予定) ※50音順 | 清里フォトアートミュージアム/ 株式会社 シグロ/ 東京都新宿区/ 株式会社 ニコン イメージング ジャパン/ 日本放送協会(NHK)/ 毎日新聞社(写真部)/早稲田大学生活協同組合> など |
ボランティア活動等
フェスティバル運営のための協力者を募り、研修を行ったうえで多種多彩な活動を実施する。
対象:
フォトジャーナリズムに興味のある方(学外含む)、世界で起きている事に関心をもっている方、NGOなど世界に仕事の場をもとうとしている方、それらの現状を伝えたいと思っている方。サークル単位などでの参加も可。
- 活動内容例:展示に関わること(事前準備・設営・解説・会場監視・撤収など)/各イベントの運営(事前準備・設営・受付・撤収など)
- 2009年8月1日より研修を実施。単発参加でも通しの参加も可。参加希望者は随時受け付けている。
ブックフェア同時開催
早稲田大学生活協同組合による、ジャーナリズム関連書籍のブックフェア開催