企画概要
期間
2024/1/24(水)~2024/1/27(土)
劇場
参加費
無料
対象
エンタメやアートに興味のある10代〜20代くらいの方(経験不問)
定員
ワークショップ:各回15名程度、トーク:各回30名程度
※すべてのワークショップ・トークイベントは独立した内容。全日程参加も各回のみ参加も可能。
予約
タイムテーブル
2024年1月 | |
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24日(水) | 18:30~21:00 WS① |
25日(木) | 19:00~21:00 トーク① |
26日(金) | 18:30~21:00 WS② |
27日(土) | 14:00~16:00 トーク② |
27日(土) | 17:00~19:30 WS③ |
企画詳細
◆ワークショップ
① 1月24日(水)18:30〜21:00「メディアでする演劇」 須藤崇規(映像ディレクター)
舞台芸術はいままで色々なメディアや他ジャンルの表現方法を舞台上に取り入れてきました。影絵、人形劇、マイクの使用、生中継、録音、録画、一人二役、二人一役、プロジェクションマッピング、AI……
伝え方の違いはメッセージの違いにも繋がります。演劇の中でメディアを使う新しい方法をグループワークで発明し、どのように創作に繋げられるか考えます。
② 1月26日(金)18:30〜21:00「規則から作る/規則を考える」 川村隆太郎(音楽家)
「規則やルールに基づいた芸術作品や実践について考えたり、実際にそうした実験を行うことで、一方ではますますゲーム的に、他方ではますますカオスになりつつある現代におけるその意義を考えます。劇作や演技のヒントになればと思います。」
③ 1月27日(土)17:00〜19:30 「「写す」から「表す」へ」 大塚健太郎(劇団あはひ主宰/劇作家・演出家)
演劇において「リアル」な表現とはどのようなものでしょうか。現実をカメラで写しとったかのような写実的な会話や身振りのことを「リアル」と呼ぶこともあるでしょう。しかしまた異なる「リアル」を立ち上げる方法として「なにかをデフォルメすること」があります。大袈裟にする、或いは大幅に省くことによってこそ生まれる「リアル」な表現の方法を探るいくつかのゲームを行います。
◆トークイベント
①1月25日(木)19:00〜21:00「哲学を演劇する」 ゲスト:渡名喜庸哲 司会・キュレーション:小名洋脩(劇団あはひ・ドラマトゥルク)
「時間は孤立した独りの主体の産物ではなく、主体と他者との関係そのものである」(E.レヴィナス)。
現代は孤独ではなく関係という事実を露呈させています。演劇がいつも他者との関わりなら、私たちは今、いや昔から、実は演劇を生きているのではないでしょうか。立教大学文学部教授渡名喜庸哲氏を招き、「時間」や「演劇」について再考します。そんな営みも、「演劇」のおかげかもしれません。
②1月27日(土)14:00〜16:00「劇団の集団戦略」 ゲスト:坂本もも(合同会社範宙遊泳代表・範宙遊泳プロデューサー・ロロ制作) 司会・キュレーション:高本彩恵(劇団あはひ・制作)
作家・俳優・演出家など、さまざまな作り手が集まる「劇団」という集団について、範宙遊泳・ロロという二つの劇団の制作を務める坂本もも氏を招き、そのあり方や戦略、創作と制作の関係、集団だからこそ抱える課題などについて考えます。
劇団制作者という創作の内側でもあり外側でもあるような視点から、創作・表現の場としての劇団の可能性を改めて考える機会になればと思います。
企画制作
劇団あはひ
主催
株式会社かるみ
「日本の演劇」未来プロジェクト
助成
文化庁文化芸術振興費補助金(統括団体による文化芸術需要回復・地域活性化事業 (アートキャラバン2)|
独立行政法人日本芸術文化振興会
協力
早稲田小劇場どらま館
お問い合わせ
劇団あはひ([email protected])