企画概要
早稲田大学大隈講堂の裏側、通称「隈裏(くまうら)」。そこは、早稲田大学の公認サークルによって、日々演劇の稽古や舞台作業、上演等につかわれている場所で、舞台美術研究会、早稲田大学演劇研究会、劇団木霊の、3つのアトリエがあります。大学の敷地でありながら活動の自由度が高いこの場所は、早稲田演劇の歩みとともに、長い時間を積み重ねてきました。そして今、建物が老朽化しても、コロナ禍で利用を制限された時期を経てもなお、3サークルは隈裏で活動を続けています。隈裏という場所に集まって、他者とともに何かをつくろうとしています。忙しくしていることの多い3サークルですが、このことについて、ゆっくり考える機会があってもいいのではないでしょうか。
しかし隈裏は、同じく早稲田で演劇をつくる人たちはおろか、隈裏で活動する人たち同士でさえ、自分たちが活動するアトリエを、公演以外でひらき、おしゃべりするような機会が滅多にないといいます。それならば、「隈裏」を広くひらく日をつくってみたい。これが、「隈裏びらき」の出発点です。当日は、隈裏全域を会場とし、さまざまな企画を実施します。「隈裏」という場所が、これまで、いま、そしてこれから、どんな場所として存在するのか。または、この時代に他者とともに何かをつくろうとすることとはどんなことなのか。所属に関わらず、隈裏でおしゃべりしながら一緒に考えてみませんか?
企画詳細
特設ホームページ
https://waseda-kumaurabiraki-2023.mystrikingly.com/
開催日時
2023年1月14日(土)
会場
大隈講堂裏アトリエ(早大劇研アトリエ / 劇団木霊アトリエ/舞台美術研究会アトリエ)
予約
特設ホームページを参照