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「センポ・スギハァラ 再び夏へ」

flier06元リトアニア日本領事代理・杉原千畝を主人公とした演劇公演を、早稲田大学大隈講堂にて行います。杉原千畝は1918年本学に入学、1919年に中退し外務省留学生となりました。
平石耕一氏の劇作・演出によって1992年に初演された「センポ・スギハアラ」は国内外で高い評価を受けました。国内の劇場公演や中学校・高校での芸術鑑賞教室での上演のほか、海外ではリトアニア、アメリカ、ポーランド、韓国、中国などで上演され、815ステージ、述べ、約66万人に観劇されています。
出演の劇団銅鑼は1972年発足の老舗劇団で、質の高さは定評があります。公演に先立って、初演より本作を作・演出し、最も注目を浴びる現代劇作家の一人である平石耕一氏が、本作について語ります。
時代に翻弄されながらも懸命に生きた人々から、混迷する現代を生きる私たちは、何を受け取るでしょうか。国の重要文化財である大隈講堂のゴシック様式の舞台で、1回限りの特別な公演をお楽しみください。

【作品解説】
第二次大戦中、ナチスの迫害から逃れるユダヤ人に日本の通過ビザを発給し、6,000人以上の命を救った元リトアニア日本領事代理・杉原千畝。
時代に翻弄され苦悩しながらも決断を下した千畝、そして彼を支えた妻・幸子。
過酷な状況の中で希望を持って精一杯生きたユダヤ人家族たち。
この物語では藤島という若い医学生が登場する。実際には存在しなかった人物だ。
「戦争の前ではすべてが無意味である。医学も。友情も。」と、戦争という荒波の中、自分の無力さに医学を断念しようとした藤島は留学先からの帰路、リトアニアの首都買う那須の日本領事館で、ビザを求める大勢のユダヤ人達と出会い、千畝の決断を見ることになる。

※詳細はチラシをダウンロードしてください。

関連企画

パネル展「勇気の人-杉原千畝~助けられた命のメッセージ~」

日時:2011年7月14日(木)~23日(土)日曜除く10:00~18:00(最終日は16:00まで)
会場:ワセダギャラリー(27号館小野梓記念館1階)
杉原千畝の功績を、中高生にもわかりやすい内容でパネル展示します。観劇前にぜひご覧ください。
展示協力:NPO法人ホロコースト教育資料センター

概要

費用等 入場無料・自由席・予約不要(満席の場合はご入場いただけません)
開催日時 2011年7月23日(土)16:00(開場15:30、終演予定18:30)
会場 早稲田大学 大隈記念講堂
主催 早稲田大学文化企画課
後援 在日リトアニア共和国大使館
キャスト/スタッフ キャスト:佐藤文雄(ヤコブ)、横手寿男(セガロ)、飯野元彦(杉原千畝)、鈴木啓二(ヨセフ)、栗木純(エリエッタ)中村真由美(杉原幸子)
田中久也【劇団昴】(藤島敬介)スタッフ: 作・演出:平石耕一/美術:内山勉/照明:横田元一郎/効果:中嶋直勝/音楽:寺田鉄生/衣裳:山田靖子/舞台監督:中杉雄一/宣伝美術:山口拓三(GAROWA GRAPHICO)/制作:小関直人
お問い合わせ 早稲田大学文化企画課(月~金 9:00~17:00)
TEL 03-5272-4783/FAX 03-5272-4784
Email [email protected]
  • 未就学児の入場はお断りしております。
  • お車でのご来場はご遠慮ください。

チラシのダウンロードはこちら
劇団銅鑼の詳細はこちら

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