「早稲田文化」の魅力を文化推進学生アドバイザーが紹介します!
春から早稲田大学に入学した新入生の皆さんに、早稲田大学での生活がより充実したものとなるよう、私たち文化推進学生アドバイザーが独自の目線から、早稲田大学の様々な文化(早稲田文化)とその魅力を紹介しています!
今回は第2弾、早稲田大学にある「ミュージアム」についてご紹介します(第1弾は「ワセメシ編」)。皆さん、早稲田大学には6つのミュージアム・文化施設があることをご存じでしたか?
- 第10期文化推進学生アドバイザーの活動初日の記念撮影(演劇博物館前にて)
早大生なら知っておきたい!大学の歴史を学ぶ「早稲田大学歴史館」
早稲田大学歴史館は、大学の歴史はもちろん、現在や未来の教育、研究、社会貢献等に関する早稲田大学の全貌を展示しています。「久遠の理想」エリアでは、大学の創設に携わった「早稲田四尊」と呼ばれる人たちや「建学の母」と称される小野梓の紹介、大隈重信の声を聞ける展示もあります。大学に関わる様々なテーマを取り上げた企画展示なども開催。早稲田大学の「歴史」をあらゆる角度から学ぶことができます。ミュージアムショップや、ミュージアムカフェ(Café Clio)も併設しています。
場所:早稲田キャンパス1号館1階
- 「久遠の理想」エリア
- 開館5周年を迎えました!
直径445.0cmの『明暗』は必見!「會津八一記念博物館」
會津八一記念博物館は、東洋美術・近代美術・考古学を主要な対象領域とする博物館です。早稲田大学で東洋美術史を講じた會津八一が、教育・研究の資料として収集したコレクションをはじめ、考古学の発掘資料や近現代の美術作品など、多様なジャンルの資料を展示しています。この建物は大学で2番目に古く、意匠にも凝っています。建物のレトロなデザインから展示内容まで、まさにタイムスリップの気分を味わえます。最近では写真撮影可能な場所も増えています。
場所:早稲田キャンパス2号館
- 八芒星の細やかな彫刻も見どころ
- 館内コンサートが開かれるときもあります
文学の世界に出合う「国際文学館(村上春樹ライブラリー)」
国際文学館(村上春樹ライブラリー)は、私たち早大生の大先輩、村上春樹さんの数々の作品が集まっています。オーディオルームでは音楽を聴きながら本を読み、ギャラリーラウンジでは世界各国で翻訳された村上作品を見ることができます。カフェ「橙子猫 – Orange Cat -」は、ランチや空きコマ時間などにも気軽に入れるカフェです。自分の好きな場所で、たっぷりと文学の世界に浸ることができます。
場所:早稲田キャンパス4号館
- 緑に囲まれた入口から館内へ
- 「階段本棚」記念撮影をしたい場所です!
館内は別世界。世界中の演劇を旅する「演劇博物館」
坪内博士記念演劇博物館(通称:エンパク)は、100万点を超える収蔵品を誇る、アジアで唯一の演劇総合専門博物館であり、世界でも数少ない演劇専門の博物館です。建物はエリザベス朝時代のイギリスの劇場「フォーチュン座」を模して設計されており、館内の古典的な雰囲気がとても素敵です。
エンパクで是非見て欲しい展示は、「河鍋暁斎画 新富座妖怪引幕」のアニメーションです。デジタルテクノロジーにより、絵の中の登場人物に命が吹き込まれ、飛び出し、動き出します!
場所:早稲田キャンパス5号館
- 南門から真正面に見える建物です
- 一歩踏み入れると別世界
競技の臨場感伝わる展示の数々!「早稲田スポーツミュージアム」
私たち早大生の学生生活を彩る「早稲田スポーツ」。その歴史の深さと種類の多さをもっと知ってみたいと思いませんか?「体育各部セレクション」では早稲田大学の体育各部全44部の紹介を定期的に入れ替えて展示しています。実際に競技で使用したユニフォームや道具等を見ることができます。「早稲田スポーツ名鑑」の検索システムなどもあります。写真ブースも設置しているので、ご来館の際には、記念撮影をお忘れずに!撮影ブースのバックボードには早稲田スポーツにゆかりのある著名人のサインが書かれています。
場所:戸山キャンパス37号館(早稲田アリーナ3階)
遺跡や考古資料のおもしろさを知る「本庄早稲田の杜ミュージアム」
本庄早稲田の杜ミュージアムでは、本庄市と早稲田大学が所蔵する豊富な本庄市内出土の考古資料の展示や、企画展を行っています。全国的にも珍しい、笑う表情を持つ「盾持人物埴輪」が特に印象的です。他にも、多様な種類の埴輪や縄文土器、早稲田大学所蔵の資料などが展示されています。埴輪や勾玉作りワークショップも開催されています。本庄キャンパスですが、ぜひ一度は訪れてみたいミュージアムです。
場所:本庄キャンパス93号館
- 教科書で見たような埴輪がずらり
- なぜ笑っているように見えるのか、その謎はミュージアムで!
以上6つのミュージアム・文化施設の紹介でした。どの施設も「入場無料」で入ることができます。季節ごとに企画展も行われ、いつ来ても新たな発見が待っています。空きコマやお昼休みの時間にも、一度訪れて見てください。
毎年5月には「Museum Week」というイベントを開催しています。ミュージアムにより親しんでもらうために、ミュージアムワードパズルや、ミュージアムコンサート、似顔絵企画などを開催予定です!私たち文化推進学生アドバイザーも企画の準備・運営を行っていますので、この機会にミュージアムにお越しください。
(文 文化構想学部3年 矢島愛莉)
- ミュージアムマップ