学院では、隔年夏にオーストラリア研修が実施されています。協定校のザビエル・カレッジへの通学を中心とした研修で、毎回15人ほど派遣されます。私は昨年度の研修に参加し、現地の生活や授業などを通じて毎日様々な面で刺激を受けました。しかし、2週間という期間はあっという間で、また戻ってきたいと強く思い、今回日本語のアシスタントとして、もう一度行かせていただくことになりました。
生徒という立場からアシスタントという立場に変わり、大変なこともありましたが、昨年度以上に内容の濃い貴重な経験となりました。授業準備やテスト作成・採点、授業のサポートなど、様々なことをやらせていただき、日本語を教える立場としての社会勉強にもなりました。また、ホストファミリーとは6週間という長い期間を共に過ごし、家族のあり方や宗教観、親戚との関係、友達との繋がりなど様々なことについて考えさせられました。家族の一員として受け入れてもらい、日々生活を共に過ごすことで、ホストブラザーはもちろんのこと、ホストファミリーとの絆も一層深まりました。
多くの特別な経験をすることができ、とても充実した夏休みを送ることができました。今回の経験を糧にし、学院での学習やその他活動へ励んでいきたいと思います。
(2年西田)