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国際ドイツ語オリンピック2018に燕昇司君が出場 -世界に目を向けることで気づいた、帰属心の大切さ

2年に1度、ドイツで開催される「国際ドイツ語オリンピック」。
その第6回大会が7月15日~28日にドイツ・フライブルクで開催され、燕昇司君(3年)が日本代表の一人として出場しました。
今大会には、ドイツ語を学ぶ14歳~17歳までの生徒140名が参加しました。世界中から集まった同世代の生徒と共に競技に取り組み、生活をする中で、様々な体験をしました。
以下、その体験を燕昇司君本人に紹介してもらいます。

国際ドイツ語オリンピックでは、全員が各国の中から選ばれた優秀な人たちで、私は受賞などという大きな功績を残すことはできませんでしたが、今回の経験でドイツ語を今後学んでいくための動機を作り、言語を学ぶことの面白さや興味深さも感じ取ることができました。二週間継続的にドイツ語を聞いて話していたため、私のドイツ語力は少なからず伸びたと確信しています。
国際交流をするときは通常英語を用いるところを、今回はドイツ語で74カ国の人々と話すという珍しい環境でした。世界の縮図が一市内に存在している中、最も大切だったと感じたのが、自らの「帰属心」を忘れない、ということです。74カ国の人々は、皆自分の国に誇りを持ち、国を代表してドイツの会場に立っている、という状況を忘れずに常に行動していたと言えましょう。自己紹介のときも、名前より先に母国を言い、自分のことの説明より先に自分の国を紹介し、そこからお互いの親睦を深めていきました。世界に出る時は自国のことを知り、そして発信するポイントを理解しておかなければならないのだと、改めて考えさせられました。
高等学院がドイツ語教育を有し、PASCH校として提携しているおかげで、国際ドイツ語オリンピックを含め、様々なイベントやプログラムに参加させていただくことができました。東京ドイツ文化センター関係者の皆様、学院ドイツ語科の先生方に、このような機会を与えてくださったことに感謝します。ありがとうございました。


 

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