河川研究班(通称川研)は、河川調査の他に、藤田小学校の5・6年生に対して年間の総合学習の講師を務めています。2月5日(水)、2024年度授業12回の最後の授業でした。
この日は、3月の市民シンポジウムに向けて、プレゼンスキルを向上させるために、Ready Made Presentationを児童全員に実施しました。このプレゼンテーションは、予め教員が作成した(Read Made)スライド1枚に対し、生徒が1分でそのスライドの内容をプレゼンするという、本庄学院の情報科の授業で実践しているプレゼンスキルメソッドです。レーザーポインターの使い方、話題のまとめ方、デリバリーの訓練に役立てることが目的です。スライドの内容は、学院の授業では「環境問題」をテーマに、各自に対し「水不足」「砂漠化」「マイクロプラスチック」など細かい内容を紹介する1つ1つのスライドに取り組んでもらっていますが、藤田小では「本庄の川に住む生き物」をテーマに、「ドジョウ」「ナマズ」「オイカワ」など河川生物について一人一人プレゼンします。
5時限目は、学院生がレーザーポインターの使い方やデリバリーの注意とともに、スライドの内容をまとめるキーワードを意識することを伝えました。その後、5年生・6年生の順に35名の児童が自分に与えられた生き物の説明に取り組みました。これが1年間12回の授業の最後です。5・6年生代表児童から川研の諸君へのお礼の言葉が述べられた後、学院生から特に6年生に向けて、中学へ進むことへの激励の言葉が寄せられました。最後に、記念写真を撮影してこの日の授業を終えました。
3月15日(土)の市民シンポジウムで、学んだことが生かされることを期待します。