2月15日、16日に学院の3人の理科非常勤講師の先生方に生物の様々な分野の特別講義を行っていただきました。
2月15日前半は、樽見知樹先生に「森林が地球環境問題を解決する?~森林生態学のすすめ~」のタイトルで、森林における「物質循環」について炭素をメインテーマとして紹介し、ここ本庄の地で我々のチームが世界に先駆けて研究を進めている「バイオチャー」研究について、実物に触れながらお話しいただきました。
後半は、並木健悟先生に「貝も学習する!?~行動からひも解く学習の不思議~」のタイトルで、学習とは何なのかという哲学的な問いを出発点として、貝を使った研究を例に、行動実験をメインに学習・記憶形成メカニズムについてお話しいただきました。
2月16日には島本碧海先生に「ネズミの脳を観察しよう~大脳皮質発生について~」のタイトルでマウス大脳皮質の発生様式、幹細胞について、神経幹細胞の局在図の見方や作り方を説明しながらお話しいただきました。
様々な分野の研究を実際に知ることのできる充実した講演でした!