7月21日、学院生7名が法学部の「導入演習(担当:高村学人教授・法社会学)」に参加しました。「導入演習」とは法学部1年生の必修科目です。
今回の講義は、書籍『現代の裁判』の「行政訴訟」の章を扱うグループ文献発表と、新聞記事を題材にした2件のショート発表が行われました。メインとなる文献発表では、行政を相手とする取消訴訟の仕組みをはじめ、執行不停止の原則や事情判決といった特有のルール、「処分性」や「原告適格」といった訴訟要件のハードルに至るまで、幅広い論点が扱われました。学生の皆さんによる発表は大変充実しており、真摯に発表する姿勢や、質疑応答での的確な判例紹介、レジュメの構成、プレゼンテーションの手法などを間近で見学できたことは、生徒たちにとって有意義な体験となりました。
さらに、新聞記事のショート発表において本校卒業生(2025年度卒業)がプレゼンテーションをおこなうなど、特に3年生にとっては、1年後の自身の姿や大学生活を具体的にイメージする上で参考になったようです。
また、グループディスカッションに学院生も加えていただきました。学生の議論から学びつつ、全体の前で質問を行うなど積極的に参加し、高村先生からお褒めの言葉をいただく場面もありました。和気あいあいとした議論を通じて学ぶ講義を体験したことで、今後の進路を考える貴重な経験となったようです。
このような機会を提供してくださった法学部の皆さまに、心より感謝申し上げます。
担当:堀口愛芽紗(公民科非常勤講師)

学院生の感想(一部抜粋・原文ママ)
3年
やはり法律は難しいし理解も大変というイメージがありましたが、身近な事象・観点から考えることで分かりやすく考えられました。また、難しく考えすぎずに自分の考えをもって積極的に議論していくことが大切だと感じました。今回の貴重な経験を進学について考えるときに生かしたいと思います。
2年
議論の際も大学生の皆さんが想定外の視点から指摘していただいたり、とても分かりやすい説明をしていただきました。特定の法に関する様々な意見を聞く機会を得られて良かったです。行政訴訟は抽象的な議題でしたが質問にもしっかり答えてくれて理解がしやすかったです。令状や利益衡量など政経の授業で少し習った内容も出て来て面白かったです。
1年
学生がこんなに話す授業があるのかと驚きました。私は自身で話し考える授業が好きなので、法学部に入ることができたら、ぜひこの授業を取らせて頂きたいです。政治経済学部か法学部で迷っているのですが、様々な解釈のできる法律がとても面白かったです。固いイメージがあったのですが、グループワークがかなり印象が変わりました。





