7月9日(水)午後、藤田小5・6年生の総合学習を河川研究班メンバーが担当しました。この授業は藤田小と河川調査班の連携活動の一環で年間約10回実施しているものです。今回は5月の合同河川調査事前授業以来、2回目となります。

中級コースの「スズラン」
今回のテーマは「お花の形の秘密」です。最初に初級・中級・上級に分け、それぞれ8種類の花の名前を写真を見せて当ててもらいました。初級は「サクラ」「タンポポ」、中級は「スズラン」「ラフレシア」、上級は「竹の花」「月下美人」などのように難しくなります。それでも上級問題の「月下美人」や「沙羅双樹」「竹の花」を回答した児童がいたのは驚きでした。

上級コースの「ブラックバット」
後半は、ランの花の形はどうして多彩なのか?という話題に絞り、ランの花の仕組みを解剖しながら確認しました。花粉塊とずい柱、リップと蜜壺の関係から、その花の蜜を吸おうとする虫の大きさを想像してもらいました。
動物や植物の形には、それなりの理由があります。生物の進化や共進化について理解してもらえたならば嬉しいです。

ランの花の解剖途中(下がずい柱)