7月22日~26日の間、学術交流提携校である韓国のHana Academy Seoulが主催する国際高校生シンポジウム15th International Symposium Sustainable Development(HAS)に7名の学院生が参加しました。コロナ禍以後はずっとオンライン開催でしたが、5年ぶりの対面開催となりました。参加国5か国(韓国・日本・ブルガリア・タイ・中国)11校の参加です。日本からは本庄学院の他に、高等学院・鴎友・学習院・筑波大付属が参加しています。

学院生が着色したHASオフィシャルTシャツ
Day1
到着日は、夕方からアイスブレークが行われました。夕食の後、ホールでWelcome Partyと会期の間のオリエンテーションが行われました。
Day2
9時から開会式が行われました。趙校長からの歓迎の言葉の後、各参加校校長からのビデオ祝辞が紹介され、その後、延世大学教授Jung Tae Yong氏による基調講演が行われました。
その後、アイスブレイクとして、オフィシャルTシャツに色を塗る作業が行われました。
午後は、国立博物館コースと現代美術館コースに分かれ、City Scavenger Huntが行われ、生徒達はグループ毎にタスクに取り組みました。

オーラルプレゼンテーション会場の様子
Day3
この日は、朝からポスターセッションとオーラルプレゼンテーションです。HASのオーラルプレゼンテーションは独特で、持続可能社会をメインテーマとした6つのセクションに分かれ、2チームでディスカッションし、理解を深める形式です。まずそれぞれのチームが15分ずつプレゼンをし、その後40分間、それぞれのチームから相手チームに向けて質問や意見を投げかけます。最後にフロアからの質問を受けるという形で、なんと70分という長い時間を2チームの発表に費やします。プレゼン力もさることながら、かなりの聞き取る力とディスカッション力が必要とされます。本庄学院は「生物多様性」セクションで、”Impact on The Ecosystem by River Pollution due to Environmental Hormone”というテーマで発表しました。相手校はHana高校で、”Development of a System for Desalination and Hydrogen Energy Supply Using Seawater Cell Powered by Renewable Energy”というテーマでした。
16時からはステージを実際に20分だけ割り振られたCultural Performanceに向けたリハーサルを行いました。夕食は、バディがソウル市内のフードコートに連れて行ってくれました。

本庄学院のパフォーマンス

Hana高校の民族舞踊
Day4
午前中は、昨日のポスターセッションとオーラルプレゼンテーションの続きを行いました。
午後は、Cultural Performanceのあと、閉会式を行いました。パフォーマンスは各チームが民族舞踊、歌、Kpopなどそれぞれの表現をしていました。本庄学院はKpopと日本のアイドルグループのダンスでした。どのチームのパフォーマンスに向けても、大きな歓声が上がり、生徒達も表現しがいがあったのではないかと思います。
生徒はその後、バディに連れられホストファミリー宅への向かいました。

趙校長からのCertificateの授与
このようにして、HAS2024は終了しました。70分の長いプレゼンの実施は、見ている側にも大変参考になりました。また、Hana教員・生徒諸君のホスピタリティも見事でした。この場を借りて、改めて得難い経験を与えてくださったHana高校の皆さんに心から感謝いたします。ありがとうございました。