IICC(International Ironman Creativity Contest)は台湾教育部・台湾大学が主催する、高校生の創造性教育を目的とした国際コンテストです。今年度は、台北市の世新大学を会場として8月16日~21日の日程で開催されました(16日集合、17日遠足、18日~21日コンテスト)。本庄学院は2005年より招待参加しています(コロナ禍中は中止)。

パフォーマンスコンテストでの学院生
台湾においては日本の甲子園大会のように、全土から予選を経て12チーム(1チーム最大6名)が選抜され、招待された国際チーム(今年は、チリ、韓国、ベトナム、パラオ、インドネシア、オーストリア、タイ、マレーシア、香港、日本)との間で決勝を行います。与えられた課題を3日間かけて考え、ルールに従って表現します。表現のための資材を入手するためにバーチャルマネーを得る必要がありますが、そのためにはタスクを解く必要があり、またローンやボーナスなどの制度があり、ルールは大変複雑です。

学院生の最終課題採点風景
今年の5月に修学旅行で本庄学院を訪問した台中一中の生徒が参加していて再会を喜ぶ場面がありました。優勝と3位が台湾のチーム、2位がチリのチームでした。残念ながら、チームWASEDAは入賞に届きませんでした。
このような国際コンテストを見ていると、同じ問題に対して、国によって表現や解決の仕方が大きく異なるのが興味深い点です。このようなことを知っていくことが、国際化なのかもしれません。