国際交流プロジェクト(韓国班)では、昨年度に引き続き、韓国テジョン市にあるセロナム・クリスチャン・スクールとの共同学術研究を行いました。日韓それぞれのメンバー6~7名からなる6つのチームが、それぞれ持続可能な開発目標に関する研究テーマを定め、両国の視点から問題提起と政策提言を行うことを目標に取り組みを続けました。言語はすべて英語です。
6月からグループごとに毎月の定例ミーティングを重ね、中間報告会を経て、12月22日(木)に最終シンポジウムをオンラインで行いました。2校だけによる小規模なシンポジウムでしたが、質疑応答も活発になされ、密度の濃い議論ができたと感じられました。 参加した学院生たちにとっても、英語の運用能力だけでなく、英語によるリサーチやライティング、プレゼンテーションのスキルを高め、さらに隣国の生徒との友情を深める機会となったものと思います。 プロジェクトの指導にあたったセロナム・クリスチャン・スクールのハン先生からは、両国の学生による未来の社会のための取り組みが世界の平和や友好の礎となることを期待する、また近い将来の対面交流の実現を念願していると講評がありました。 コロナ禍で国際交流活動が難しくなり、これまで蓄積したノウハウやコネクションが維持しにくくなっています。しかし、国際交流プロジェクトでは、オンラインツールを積極的に使うなどし、コロナ禍においても国際交流の灯を絶やさない努力を続けています。 セロナム・クリスチャン・スクールのWEBページでも今回のシンポジウムの様子が紹介されていますのでご覧下さい。https://www.srnschool.org/high_photo/1440047