本庄高等学院は2012年より、本庄市立藤田小学校5・6年生の環境と科学教育に関する総合学習支援を行っています。講師は河川研究班の学院生が務めます。
9月7日(水)2022年度第4回目となる授業を実施しました。
この日のテーマは「オイラーの多面体定理」と「表面張力」です。
5時限目の最初「服のチカラ」プロジェクトスタッフからプロジェクトの説明をした後、実際に正四面体・正六面体・正八面体・正十二面体・正二十面体の辺・頂点・面の数を数えてもらい、その間の関係について考えてもらいました。
同時に、計算に関するミニ知識として、1+2+・・・+10などの和を求める工夫や、循環小数の話題にも言及しました。

5時限目の授業の様子
6時限目は、表面張力について説明した後、ストローを用いて5年生は正四面体、6年生は正六面体づくりにチャレンジしてもらいました。昨年もこの授業を行っているため、6年生で昨年既に正六面体を作っている児童に対しては、正八面体にチャレンジしてもらいました。

正四面体を作る途中
作った正多面体を静かにせっけん液の中に入れて引き上げてみました。さあ、石鹸膜はどのように貼るでしょうか?

正四面体に張った石鹸膜

正六面体に張った石鹸膜