以下は、2022年度AIG高校生外交官プログラム(AIG損害保険株式会社・フリーマン財団協賛、The National Association of Japan-America Societies協力、文部科学省・米国大使館等後援)メンバーとして選抜され、活動に参加した佐々木さんのレポートです。選抜は厳しいですが、大変密度の濃いプログラムです。1・2年生の皆さんは、今後の参考になさってください。
こんにちは!2年の佐々木結です。
私は今年の夏休みに、「AIG高校生外交官プログラム」という国際交流プログラムに参加しました。私の活動内容と感想をお伝えできれば幸いです。
このプログラムでは日米各40名の高校生が交流し、「高校生外交官」として相互理解を深めます。本来であれば約3週間渡米し、NYの国連本部などを訪れホームステイも行う予定でしたが、コロナ禍で渡米は叶わず、日米交流はオンラインになりました。
渡米経験のない私にとって、現地で実体験を得ることは幼い頃からの夢でした。渡米中止が決まったときは何とも言えない涙がこぼれましたが、それでも最高の、忘れられない夏になりました。
ここではどのような交流を行なったのか、日米それぞれ紹介します!
米国高校生との交流

プログラム中は米国高校生とペアになり、文化紹介やグループディスカッションを行いました。社会問題について英語で真剣に議論したりもしましたが、全体が暖かい雰囲気に包まれており、伸び伸びとチャレンジすることができました。
夏休み前から連絡を取り合っていたペアの子とはさらに親しくなり、私は今でも週一でビデオ通話し、一緒に韓国ドラマを見たり、新たなプロジェクトを考えたりしています。
オンライン上ではありますが、海外に一生の友達をつくることができました。
日本側参加者との交流

このプログラムのビックイベントは班に分かれて英語で行うプレゼンで、4月からオンラインで準備を進めました。私の班は日本の英語教育について、15分間のプレゼンをしました。準備を通してぶつかることもありましたが、だからこそ一生ものの友情を築くことができました。
参加者は非常に個性的で、それぞれに夢と不安があり、正直に語り合うことで心を通わすことができました。いつでも帰ってこられるような暖かいコミュニティを得たことは、私の宝物です。
上記の交流の他にも、自分とじっくり向き合うアクティビティが用意されていたりして、本当に多くの刺激を得ることができました。私は将来の指針を得ることができ、人生における一つの転換点になりました。
最後になりますが、応募時からご協力いただいた先生方や関係者の方々に本当に感謝しています。世界を舞台に活躍するであろう学院生の皆さんにはうってつけのプログラムです。
自分を信じて、是非応募してみてください!
Seize the wind, grab the world!
この内容に関する記事が、10月1日付朝日新聞神奈川県版に掲載されました。以下はデジタル版です。