森翼冴(2A)・塩坂郁人(2H)が、11月14日(土)・15日(日)に開催された第14回全日本高校模擬国連大会(主催:グローバル・クラスルーム日本委員会、公益財団法人ユネスコ・アジア文化センター)に、全国から選ばれた54チームのうち1つとして出場しました。今年の議題は「宇宙利用」で、森・塩坂はバングラデシュ大使を務めました。以下は出場した2人のコメントです。

左:森 右:塩坂
私たちはバングラデシュ大使として「宇宙利用」という議題に取り組みました。今回の主な論点は「平等な宇宙利用」と「SDGsのための宇宙利用・開発」でした。宇宙開発技術の発展が著しい今日では先進国・途上国関係なく宇宙を利用できる設備が徐々に整ってきました。しかし現状のままでは、宇宙資源の所有の取り決めがないことなど、平等な宇宙利用へは程遠く、またSDGsのための宇宙開発の具体的な方針もままならないままです。私たちはこれらの問題にバングラデシュの視点から取り組みました。
私たちは模擬国連に臨む際に幅広い事前リサーチに取り組みました。具体的には国連総会での担当国によるスピーチの視聴や、議題内容の決議案・資料の通読などです。大会当日には、他国の主張を素早く理解する能力、他国との交渉術、英語力など様々なスキルが試されました。
私は模擬国連に参加することで、国際問題の複雑さを痛感しました。また、自分に足りない能力をひしひしと感じました。この大会での貴重な経験を今後に活かしていきたいと思います。(塩坂)
この大会に参加して、異なる立場の人々が全て同意できることを目標に議論することの大変さを改めて感じることができました。その過程で自分自身の様々な課題を発見することができたので、この経験を無駄にしないように努力していきたいと思います。(森)