田辺新一教授(理工学術院・CNトップPI)が参画するプロジェクトが「2023年度(令和5年度)省エネ大賞」の経済産業大臣賞 を受賞し、2024年1月31日に表彰式が行われました。
一般財団法人省エネルギーセンター(会長:藤 洋作)では、国内の企業・自治体・教育機関
等に対して優れた省エネ推進の事例や、省エネ性に優れた製品並びにビジネスモデルを「省エネ大賞」として表彰しています。
受賞者
高砂熱学工業株式会社/株式会社三菱地所設計/株式会社竹中工務店/株式会社関電工/ 株式会社ヤマト/早稲田大学/東京大学
受賞テーマ名
ZEBとウエルネスを両立したサスティナブル研究施設
概要
床面積12,000m2のイノベーションセンターの新設に際し、設計、建設会社や大学など連携し、ZEB とウエルネスを両立したサスティナブルな研究施設を目指し、大幅な省エネとZEB化を達成した。
具体的には、自然エネルギーや蓄電池の活用や、EMSによる電力需給適正化などであり、その
他次のような取り組みを行った。
①ZEBとウエルネスの両立を実現したパッシブ建築 ②地下水熱とバイオマスCHP排熱を利用した省エネ熱源システム ③再生可能エネルギーの主電源化と電力の最適化 ④ウエルネスに配慮した環境デザイン、これらより、本施設の2022年度におけるエネルギー消費量の実績値は119kL(原油換算)となり、旧研究所の実績値422kL(原油換算)に対し72%削減としZEB化を達成した。
表彰式
日時:2024年1月31日(水) 10時から12時まで
場所:TOC有明 EASTホール 4F

表彰式の様子
「建築環境学」の第一人者として、田辺教授の益々の活躍が期待されます。