Waseda Vision 150の進捗状況について
第一回Waseda Vision 150推進会議を4月4日(金)に開催し、核心戦略2,3,4に関連するプロジェクトの2014年度計画を確認しました。今回の推進会議をもって、全ての核心戦略に関連するプロジェクトの2014年度計画の確認を終えました。
拡大基本問題懇談会を4月11日(金)に開催し、核心戦略1,2,3,4,10の2013年度報告、2014年度計画を学術院長(学部長、研究科長)、両高等学院長、芸術学校長等と確認しました。拡大基本問題懇談会は4月25日(金)、5月16日(金)、5月30日(金)にも開催し、残りの核心戦略の2013年度報告、2014年度計画および学術院、両高等学院、芸術学校の将来構想の進捗状況を確認する予定です。
進化する大学を目指して-大学総合研究センターを新たに設置
Waseda Vision150において、常に自律的に変革し、進化する大学となるために、大学の構成員が変わっても改革の持続が可能となる仕組みを構築し、その教育システムや大学経営がアジアの大学のモデルとなることを目指しています。その実現のためには、大学の理念(存在意義、役割、高等教育のあり方)を常に考究するとともに、大学のあるべき将来の姿をデザインし、実践できる体制を全学的な視点で整備する必要があります。このような認識のもと、2014年2月に大学総合研究センターを設置しました。
本センターは、「高等教育研究部門」「教育方法研究開発部門」の2つの部門を設置し、本学の教育、研究、経営の質的向上に資する自律的・持続的な大学改革を推進するために、大学の理念に基づき、高等教育に関する研究および授業方法の企画・開発・普及促進とその実践を支援します。
<2014年度の主な活動内容>
1)高等教育研究の推進
-高等教育研究委員会において高等教育研究部門の具体的な事業内容
を検討し実行に移します。
2)教育および経営に係る各種データの収集・分析ならびに提供
-大学の教育・研究・経営に資するデータの収集・分析・提供に関す
るガイドラインを策定します。
3)学生授業アンケート
-学生授業アンケートの回答率向上をはかります。
-学生授業アンケートの効果的な活用方法を提案します。
4)ICT・遠隔教育を基盤とした教育手法の研究開発および普及促進
-対話型、問題発見・解決型教育に関する手引きを作成します。
-Good Practiceを収集し、公開します。
-オンデマンドコンテンツを活用したブレンド型授業の普及をはかり
ます。
5)教員の教育能力開発に関する事業の企画および推進
-ティーチングアワードを実施します。
-第3回e-Teaching Awardを実施します。
-FD関連のセミナー、Work Shopを実施します。
-教員向けFD関連コンテンツを開発します。
-TA/SA向け教育コンテンツを開発します。
6)教育と学修内容の公開
-講義動画公開数の拡充をはかります。
-Waseda Course Channelの公開コンテンツを拡充します。
-JMOOC(日本オープンオンライン推進協議会)にコースを提供し、
学習データを分析することにより本学の授業改善に資するフィード
バックを行います。
7)センターの諸活動、成果の社会への発信・広報
-大学総合研究センターシンポジウムを開催します。
-センターの活動に関するニュースレターを発行します。
-センターの活動、研究成果をまとめた「早稲田大学 大学総合研究
センター白書(仮称)」を発行します。
大学総合研究センター
http://web.waseda.jp/ches/
過去のNewsletterについて
以下のURLより過去のNewsletterを確認できます。
http://www.waseda.jp/keiei/vision150/newsletter/archive.html
発信元・問合せ先
Waseda Vision 150事務局(担当:総長室経営企画課)
[email protected]