「言葉の/言葉による教育を考える」シンポジウムを開催しました。
本学では、「言葉『の』教育」だけでなく、「言葉『による』教育」の重要性を認識し、これからの言語教育の方向性について考える全学的な議論の場として連続シンポジウムを開催しています。
2013年度は「英語」をテーマに据え、3回のシンポジウムを通して学部の垣根を超えた情報交換を実現し、グローバルリーダー育成に必要な英語教育を考えるきっかけを作りました。
2014年度からは英語以外の外国語に焦点をあて、シンポジウムを開催していく予定です。
詳細は、このNewsletterでお知らせいたします。
(各回の内容については、以下をご参照ください。)
【第一回】
日 時:2013年8月1日
テーマ:早稲田・英語基盤教育の挑戦
~TutorialEnglish17年を振り返って~
ファシリテーター:安藤 文人 教授(文学学術院)
出演者:中野 美知子 教授(教育・総合科学学術院)
日出 千恵子(政治経済学部4年)
概 要:基盤教育としての役割を担うTutorial Englishの軌跡と今後の展望について紹介しました。
履修経験者を交えたディスカッションでは、Tutorial Englishに留まらない段階的な学びによって得られる論理的思考力や異文化理解の重要性について再確認しました。また、より多くの学生をそのような学びにいかにつなげていくことができるかを考えました。
【第二回】
日 時:2013年11月8日
テーマ:Education for English—-Education in English:Strategy in Waseda’s School of Political Science and Economics
ファシリテーター:安藤 文人 教授(文学学術院)
出演者:ニューエル アントニー 教授(政治経済学術院)
概 要:専門科目を英語で教える学部の取り組み事例として、政治経済学部のEDDESAプログラム(英語による学位取得プログラム)を取り上げました。また、議論の中で、語学教育については、目的を明確化させたうえでカリキュラムを検討する必要があるとの見解が出されました。
【第三回】
日 時:2014年1月17日
テーマ:各学部の現在のカリキュラムにおける英語教育および将来の方向性
ファシリテーター:安藤 文人 教授(文学学術院)
出演者:ソジエ内田 恵美 教授(政治経済学術院)
下田 啓 准教授(法学学術院)
吉田 雅之 講師(教育・総合科学学術院)
山田 茂 教授(商学学術院)
アントニ ローレンス 教授(理工学術院)
概 要:学部ごとの取り組みやその成果を紹介しあうことで、共通のニーズや課題を浮かび上がらせ、それらの課題を全学的にどのように解決していくかについて意見交換を行いました。
過去のNewsletterについて
以下のURLより過去のNewsletterを確認できます。
http://www.waseda.jp/keiei/vision150/newsletter/archive.html
発信元・問合せ先
Waseda Vision 150事務局
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