2020年10月13日から2020年12月1日の期間で、オーストラリア・グリフィス大学のDr. Kevin Filoによる15回シリーズの講義”International Issues in Sport Management.”が実施され早稲田の大学院生が参加しました。
グリフィス大学・グリフィスビジネススクールの「スポーツとホテルマネジメントコース」ツーリズム学部のKevin Filo准教授より、15回の集中講義が行われました。Filo准教授がスーパーグローバル大学創成支援事業(SGU)を通じて早稲田大学のゲスト講師を務めるのは今回が2回目で、オンラインでの講義は今回が初めてとなりました。
授業形態はオンデマンドコンテンツとリアルタイムセッションのハイブリッド型の2種類で行われました。この講義の背景にある問題意識は、「大きな影響力のあるスポーツビジネス社会がどのように流行を広げ、そしてスポーツビジネスが社会の流行にどの程度影響するか」であり、これについて学生たちは自ら特定のスポーツ問題(例:男子テニスでのパフォーマンス増強薬物検査)を選び、調査してビデオエッセイ(vodcast)にまとめることが求められました。またスポーツ全般の問題(例:国際スポーツ全体における女性指導者の不足)と、理論上と外部研究から基づいた分析を提出することなどの課題が出されました。
講義を終えて、Filo准教授からは「早稲田大学の学生たちと協力してこの授業を担当できたことは大変光栄であり、このコースが学生とのさらなるコラボレーションの出発点として役立つことを期待している」とのコメントをいただきました。
Filo准教授の講義レポートはこちらのURLよりご覧いただけます。(英語版のみ)https://www.waseda.jp/inst/sgu/news-en/2020/12/09/8236/
コース概要は以下の通り。(シラバスより抜粋)
This course provides an overviewof the various political, economic, social, environmental, demographic andtechnological factors that influence the delivery of sport . The contextsexamined in class range from community sport organisations to elite sport andevents, and an array of contemporary issues and examples are used to illustratehow each factor is impacting sport management.