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岩瀬准教授が大隈記念学術褒賞(奨励賞)を受賞しました

2016年度の大隈記念学術褒賞(奨励賞)(本学創立者 大隈重信を記念し学術の振興をはかることを目的として、1958年5月に学術褒賞制度が制定され、研究上顕著な業績をおさめた教員に対して授与されます)を、ナノテクノロジー研究所 研究所員の岩瀬英治 准教授が受賞しました。

研究題目「マイクロ・ナノ領域における力学を基盤とする高機能MEMSデバイスの実現」

受賞理由
マイクロ・ナノサイズの領域で支配的に働く力としては、静電力や粘性力などが知られており、それらを念頭に置いたMEMS(Micro Electro Mechanical Systems) デバイスが1980年代後半から盛んに作製されてきた。しかし、岩瀬英治准教授はそれらを「マイクロ・ナノメカニクス」という分野として体系的に捉え、既存の理論を事細かく検証したうえで新しいデバイス作製技術を開発した。具体的には3次元組み立て技術、異種材料組み立て技術、自己修復配線技術などの創造的でユニークな技術が研究されて確立された。これらの個々の技術およびその複合によって、マイクロ・ナノメカニクスの学問分野や社会・産業界への幅広い分野におけるさらなる応用が大いに期待される。

【最新成果】 き裂を自己修復する金属配線を金属ナノ粒子の電界トラップを用いて実現

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