本研究機構で研究を進める基幹理工学研究科 電子物理システム学専攻 修士2年の小林直史さん(指導 教員:ナノ・ライフ創新研究機構 水野潤 教授、理工学術院 庄子習一 教授)が、「小野梓賞記念賞 <学術賞>」を受賞しました。
【小野梓賞記念賞について】
小野梓は、大隈重信を助けて早稲田大学の前身である東京専門学校の創設にもっとも心血を注いだ一 人でした。小野梓の唱えた「学問の独立」は、1913年の創立30周年式典に際して宣明された「早稲田 大学教旨」に明記され、今日に至るまで脈々と承け継がれて早稲田大学の根本精神となっています。 こうした小野梓の功績を顕彰し、建学の精神を顕揚することを目的に、1958年に小野梓記念賞が制定 され、学術、芸術、スポーツの三部門において、それぞれ優れた成績を修め、模範となるべき学生に対してこの賞が贈られることになりました。早稲田大学の学生褒賞の中で最も名誉ある賞の1つです。http://www.waseda.jp/student/award/ono/
【受賞論文】
Scientific reports (Nature publishing group) 5, Article number: 14822 (2015)
“Microfluidic White Organic Light-Emitting Diode Based on Integrated Patterns of Greenish-Blue and Yellow Solvent-Free Liquid Emitters”(青緑色及び黄色の液体発光材料の集積化パターンを有したマイクロ流体白色有機EL)
Naofumi Kobayashi, Takashi Kasahara, Tomohiko Edura, Juro Oshima, Ryoichi Ishimatsu, Miho Tsuwaki, Toshihiko Imato, Shuichi Shoji, Jun Mizuno
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