早稲田大学では2015年3月Waseda Vision 150 Student Competitionにて『日本初!LGBT学生センターを早稲田に!』と題した企画の総長賞受賞をきっかけに、学内各箇所やLGBTQ+サークル等が連携し、シンポジウムや講演会などが度々実施されるようになり、学内的な機運も高まっています。
このような背景のもと、学生部のスチューデントダイバーシティセンター内に、異文化交流センター(ICC)、現アクセシビリティ支援センター(ARC)に加え、ジェンダー・セクシュアリティに関するセーファースペース/リソースセンターとして2017年4月にジェンダー・セクシュアリティセンター(GSセンター)を開設しました。
スチューデントダイバーシティセンター
組織の具体的な位置づけはコチラ
早稲田大学は、国籍、性別(男女だけではない性の多様性)、障がいの有無等に関わらず、大学内に多様な個性が共存し、それぞれの目線で学習、教育・研究・就労に関わることにより、大学の更なる進化につながる新たな発想が生まれるようなアカデミック・コミュニティの形成を目指しています。そのために、スチューデントダイバーシティセンターでは、次の2つの理念に沿って具体的取り組みを推進していきます。
スチューデントダイバーシティセンターの1つであるGSセンターは、次の4つの機能を軸としたセンター運用を行っていきます。
・LGBTQ+学生およびその支援者のホームグラウンド
・ジェンダー・セクシュアリティに関心のある全ての人々が自由に利用できるフリースペース
・ジェンダーやセクシュアリティに悩む学生が安心・安全に相談ができるクローズドな相談センター
・相談をベースにした学内の課題の可視化
・課題解決をゴールにした他箇所との連携
・LGBTQ+へのアライ(※)の養成を目的とした研修の実施
・GSセンターにあるリソースを活用した学生・教職員への啓発活動
・ジェンダーやセクシュアリティに関するイベントの実施
・WebサイトやSNSツールを用いた広報活動
・他団体とのコラボレーションイベントの実施
GSセンターでは、年間活動報告を行っています。