Gender and Sexuality Center早稲田大学 ジェンダー・セクシュアリティセンター(GSセンター)

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2019年度 GSセンター活動報告書を公開

2017年4月、早稲田大学GSセンター(Gender and Sexuality Center)は、学生支援に主眼をおいた多様性を推進する機関として、他大学に先駆けて設置されました。本センターは学生からの提案を契機に設置されました。他大学に前例がない機関でもあるため、本センター開室からこれまでの3年間、準備段階ではとても想定できなかったことが数多くありました。その中でも大きな嬉しい誤算であったのは、想定を遥かに超えた利用学生が当センターに来室してくれていること、また、利用学生が右肩上がりに増えていることです。

セクシュアルマイノリティの当事者学生のみならず、ALLY(支援者)となりたい学生、イベントや図書資料等を通して知識を得ようとする学生等様々な目的で多くの学生が来室し、日々、賑わいのある、とても活気に溢れたコミュニティを形成しています。この3年間、着実に活動を行う中で、本センターの存在は学内の学生・教職員に広く浸透してきていることを実感しています。

この1年間も国内外の多くの大学・専門機関から本センターについてお問い合わせをいただきました。また、徐々に先進的な事例を豊富に持つ海外の高等教育機関とのネットワークも確立し始めています。利用者の大幅な増加を達成してきた2019年度の活動をまとめることにより、本センターの今後の活動方針を検討していくとともに、セクシュアルマイノリティの方々への支援を始めようとされている多くの教育機関、企業、公共団体等の皆様方にご覧いただき、それぞれの活動において、多様性を支援するための一助になればと思います。特に国内他大学におきまして、当センターと同様の組織が立ち上がるきっかけになれば、この上ない喜びです。

同時に3年間の運営において、本学が抱える様々な課題も顕在化しています。誰もが“多様な性”の中の一人として、快適に学生生活が過ごせるよう、本学が対処すべき問題はまだたくさんあります。本センターは今後も一歩一歩、それら課題を克服し、学生の多様性を支援するためのあるべき姿を追い続け、多くの学生に愛されるセンターを目指してまいります。

GSセンター課長 久保山 尚英

2019年度 早稲田大学GSセンター活動報告書

 

 

 

 

GSセンターは、早稲田大学のLGBTQ+(性的マイノリティなど)学生や、ジェンダー・セクシュアリティに関心のある全ての人々(アライ含む)の居場所であり、誰もが自由に利用できるセーファースペース/リソースセンターです。

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